深夜時代から『ザ!鉄腕!DASH!!』を見てきた古参視聴者ですが、この数年はほとんど見ることもありませんでした。長瀬智也がTOKIOを脱退した頃からです。山口達也が抜けたことも大きかったですが、まだ山口は不祥事だったので「仕方ない」という気持ちがありました。しかしTOKIOの象徴だった長瀬が抜けた穴は大きく、その頃からジャニーズ事務所の良く知らない若手が出演することが増えて、なんだか若手のプロモーションに使われているなと思うと白けてしまいました。
昨年の国分太一の騒動の頃にはもうほとんど見ていなかったのですが、それでも試しに時々ちょっと見てみるとTOKIOがひとりもいない時もあって驚いてしまいました。もはや「これは鉄腕DASHではない」という思いしかありません。もちろんやっている内容はかつてと似ています。しかし、それをやるのがTOKIOだったからこそ面白かったし、それでジャニーズの数多あるグループの中でもTOKIOが特に「推し」なったのですから、TOKIOが出ていなければもう見る気にはなれませんでした。そして今回の松岡昌宏の降板発表です。残るは城島茂だけ。今後は城島とSTARTO社の若手で続けるそうですが、僕のような古い視聴者はもうついていけないという人が多いのではないかと思います。
それにしてもなぜ日テレはここにいたってまだ「鉄腕DASH」の名前にこだわるのかが理解できません。せっかくSTARTO社の若手をたくさん起用するなら、タイトルを変えて新しい番組として生まれ変わった方が新鮮ですし、新しい若いファンも獲得できるでしょう。タイトルが変わらない以上、これまでのスタイルを踏襲していくことが求められると思います。もちろん受け継いでいくことも大事だと思いますが、それ以上に新しいタレントを使うなら新しい企画をどんどん試していく方が良いです。タレントはロボットではないので交換すれば良いというものではなく、それぞれの個性を生かす方向を考えるべきでしょう。今の鉄腕DASHの企画はTOKIOの個性があればこそ。それを新たに起用された若手に押しつけるのは、むしろ彼らの成長の妨げになるのではないかと心配になります。せめて「ザ!スタート!DASH!!」くらいにしてみたらいかがでしょうか。もうそういう案は出ていそうですから、誰かが阻んでいるんですかね。
