フォルティウス五輪出場決定

 カーリング女子の日本代表フォルティウスが、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック出場を懸けた最終予選プレーオフでノルウェーを6―5で破り、五輪出場を決めました。これで日本女子は1998年長野大会で正式種目となって以降、8大会連続出場となります。過去2大会はロコ・ソラーレが2018年の平昌大会で銅メダル、22年の北京大会で銀メダルを獲得していて、ご存知のように今や冬季五輪の人気種目になっています。フォルティウスとしては人気のロコ・ソラーレを破って代表の座を掴み取ったのに、ここで五輪出場を逃すわけにはいかないというプレッシャーの中で、よく踏ん張ったと思います。

 ロコ・ソラーレでカーリング人気に火がついたので、それ以前の五輪代表がどのチームだったか知らない人も多いと思いますが、フォルティウスの前身である北海道銀行も2014年のソチ大会では代表でした。フォルティウスにはその時に代表として五輪を経験している小野寺佳歩がいますが、スキップの吉村紗也香はソチ後にフォルティウスに加入していて、これまで4回五輪代表を逃し続けているので、今回遂に五輪出場の念願がかないました。

 フォルティウスは苦難の道を歩んできました。特に2021年にスポンサーだった北海道銀行が離れてしまい、クラブチームのフォルティウスとして再スタートを切ったものの資金不足で活動に支障をきたしていた時は大変でした。クラファンで何とか乗り切って海外遠征にも行けるようになったということですが、もしその時に解散していたら今回の五輪出場は無かったのですから、みんなで応援してきた甲斐があったというか、その応援がついに実を結びました。

 五輪代表の枠は10カ国で、今回の最終予選で最後の2カ国を決めることになっていたので、何とか日本は滑り込むことができました。ただこの予選の結果からもわかるように実力的にはオリンピック参加国の中で決して上位にいるとは言えません。ロコ・ソラーレが2大会連続でメダルを獲得しているので、フォルティウスにも同じ期待がかかることでしょう。日本代表、五輪出場と念願を叶え続けてきたのですから、次はメダル獲得という高いハードルにも前向きに挑んで欲しいです。

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