昨日書いた立憲民主党と公明党が作る新党の名前が「中道改革連合」だそうです。センスがないネーミングです。だったら「立憲公明党」の方がわかりやすくてまだ良いです。これまでのブランドを捨ててしまうのは勇気が要るし、もったい部分もありますが、新鮮さやインパクトを得るために変えることは別に悪いことではありません。しかし、それが旧態依然としたイメージしか与えられないネーミングなら、やらない方がマシです。そして「中道改革連合」はダメなネーミングの典型的な例です。
まずイメージが漠然としていて、何をどうしたいのかわかりにくいです。「中道」というのが自分たちの思っているように捉えてもらえるかどうか判断できていないのではないかと思います。そして「改革」はもう古臭い手垢のついたワードで、今さら「改革」とか言われても白けてしまうばかり。そして「連合」も同じく昭和臭がするワードですし、労働組合のイメージが強いので、中道よりも左派寄りに感じてしまいます。略称は「中改」?「中革」?「中連」?多分「中道」のままになるのかも知れませんが、どれも響きも見た目も良くないです。政党名は略されることが多いのに、その前提を忘れているのではないかと思います。
明るさとかフレッシュさ、未来志向や前向きな感じがしません。古い革袋に古い酒を注いでいます。団塊の世代に向けて発信しているようにしか思えません。立憲の悪いところがモロに出ています。もう少しネーミングを含めたイメージ戦略についてちゃんと考えた方が良いと、かつてネーミング業務をやっていた専門家の端くれとしては思います。せめて「中道改革連合(仮)」にして、時間が無かったので選挙で勝ったら良い名前に変えますって言ってくんないかなぁ。名前のせいで負けたら困りますから。
