いよいよ来月で会社を卒業します。定年後再雇用の5年間でしたが誕生月をもって満期を迎えます。退職する時には挨拶する機会があります。多分オフィシャルだけでも3回くらいはその手の場がありそうです。退職祝いの会があればさらに増えますが、まあコロナ前から会社の人とはあまり飲みに行ったりしていなし、仲の良かった同僚はほとんど先にもう辞めてしまっているので、あまり多くは無いだろうと思います。
来週最初に挨拶する場がありますが、これはオンラインでの参加となるので、単に顔を出して喋っても反応もわからないし、見ている方も僕の顔がずっとアップで映っていても楽しくないでしょうから、入社以来の古い写真をパワポに貼って話すことにしました。急に思いついて写真を探しましたが、30年くらい前まではフィルムカメラで撮影していたのでアルバムにプリントした写真が残っていて写真も探しやすいですが、それ以降はデジタルなので逆に膨大なデータの山の中のどこにあるのか探すのが大変でした。アナログ媒体の一覧性の高さはこういう時に便利です。
43年分ですから、会社関係だけでも思い出深い写真がたくさんありました。全部見せていたらとんでもなく話が長くなります。僕の講演会ではないので、せいぜい3分くらいの挨拶の尺に収めようと思うと写真は8枚くらいが限度かなと考えて泣く泣く厳選しました。そうすると8枚のうち7枚が最初の13年間くらいの写真になってしまいました。残り30年間はあまり面白くなさそうなのです。若い頃の方が個人的にも懐かしいし思い出深いし、話としても絵として見せるという意味でも、古い写真の方が今とのギャップが大きくて面白そうに思えるのです。
唯一最近の写真で残したのは2019年のHuluの「企業対抗クイズ選手権」に出た時の一枚です。会社の代表として出場していますし、単純に写真としてのインパクトが強いし、いきなり30年近く時代が飛ぶ面白さという点からもこれだけは残しました。すでに7年も前になるので「最近」とは言えないくらい懐かしいですし。それにしてもこんなデジタル全盛の時代になっても「古いアルバムをめくる」という行為は楽しいんだなと改めて感心しました。「エモい」んですよね。不思議なものです。
