朝ドラ化希望の漫画家

 『あんぱん』は最終回の視聴率が最高視聴率になったとか。かつての長谷川町子の『マー姉ちゃん』や水木しげるの『ゲゲゲの女房』のように、漫画家をモデルにした朝ドラはヒットする法則がこれで生まれたような気がします。きっとNHKの中でも次なるモデルにする漫画家は誰が良いのか検討をしているのではないかと憶測しています。漫画好きとしては、ついついいろいろと妄想をしたくなります。

 朝ドラなので、長きにわたって活躍したこと、国民的ヒット作があること、波乱万丈の人生を過ごしてきたことなどが大事です。候補はたくさんいます。手塚治虫を筆頭に、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄、ちばてつや、松本零士、さいとうたかを、水島新司、楳図かずおあたりなら誰でも面白くなりそうです。朝ドラはヒロインが活躍するので女性の漫画家でも良いかも知れません。水野英子や萩尾望都、竹宮恵子、一条ゆかり、大和和紀、高橋留美子、さくらももこ。武内直子と富樫義博の夫婦セットで朝ドラにしたい気もしますが、さすがにまだ若いので20年以上は先になりそうです。

 個人的に一番見たいと思ったのは、ちばてつやでしょうか。『あしたのジョー』という象徴的な作品もありますし、それ以外にも多くのヒット作があります。満州からの引き揚げ経験者なので、戦前から戦後の混乱期のエピソードにも事欠かないでしょうし、夫婦仲の良さも知られています。弟のちばあきおや、梶原一騎などとの関りも描かれることでしょう。水島新司なら漫画家だけではなく野球選手との交流も描くことができます。誰が野村克也を演じることになるでしょうか。水野英子なら、女性の視点からの「トキワ荘」を描くというのも面白いかも。手塚、石ノ森、赤塚、藤子などが登場するので、エピソードにも事欠かないでしょう。さくらももこならタイトルは「まるちゃん」でしょうか。

 妄想は広がるばかりですが、大事なのは脚本家。『あんぱん』が良かったのは脚本の中園ミホの「やなせ愛」がひしひしと感じられたからです。やはりオタクカルチャーを描くにはオタク的愛情が必須でしょう。

 

 

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