正面向いて打つ

 僕はド近眼ですが、乱視もかなり酷く、さらに言えば手術をするほどの斜視です。斜視は5年ほど前に左目だけ手術しましたが、本当は右目もしないと完全には治りません。今もそこそこズレていますが、あまりにも左目の手術後が痛かったので、右目をやる勇気が出ないままです。こんなに目というか視力がダメなのは、眼球が大き過ぎてちゃんと入っていないからだと医師に言われました。幼い頃からなので生まれつきのものです。

 若い頃は目にも筋力があるので、ピントの合わないものを無理矢理合わせることもできたのですが、年齢を重ねるほどに辛くなり、最近はいよいよ目がついていかない、特に遠近感が掴めないのが顕著になってきました。テニスの時には自分の正面にボールが飛んでくると遠近感がわかり辛いです。高いロブが落ちてくる時と、速いボールが体の正面に飛んできた時が最悪です。テニスの技術でいうと、スマッシュとボディへの突き球が課題になります。ボールのスピードが遅ければ時間があるので遠近感を合わせるのも間に合うのですが、速いと目がボールにピントを合わせられないうちに飛んできてしまいます。

 その悩みを今日山本麻友美プロのレッスン時に相談しました。相談されても困るかなと思ったのですが、何か技術的に少しでも解決できる対策はないかヒントが欲しかったのです。いろいろ話す中で、特に顔が横を向いて左目が前になる時が難しいことがわかりました。スマッシュを打つ時は基本的に横向きを作ります。ボレーならフォアボレーで右斜めに向いて構えます。どちらも左目で主にボールを見ることになりますが、効き目が右目の上に、左目の視力がより弱いので、ボールが見えていないなと気づきました。

 解決のヒントとして正面を向いて両目でなるべくボールを見るようにすること。そのためにはスマッシュで横を向かないで正面向きのまま打つ、ボレーは体の近くにきたら極力バックハンドで打つ、フォアボレーで取る場合は体を大きく左に避けてラケットと体の距離を取るということでした。それを意識して打ってみたら、これまでより両目でボールをしっかり見られるようになったので、ミスヒットがぐっと少なくなりました。

 スマッシュを正面向いて打つ一番のデメリットは後ろに下がりにくいことですが、ダブルスなので大きく下がるようなロブはパートナーに任せるようにすれば良いとのこと。また下がる時には横を向いていても、打つ時に正面から両目でボールを見るようにすれば問題ないみたいです。ボレーはそもそも体の正面はバックハンドで処理するのが基本なので、今までフォアで取ろうとし過ぎていたところを変えるだけです。練習ではスマッシュもボレーも言われたようにできたので、後は意識改革だけ。意識を変えるだけで技術が上がるならお安いものです。

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