発表会まで2ヵ月

 年に2回あるピアノの発表会まで残り2ヵ月を切ってしまいました。今回は米津玄師の『Lemon』を連弾で弾くのですが、これまでずっとちょっと古めの比較的易しい曲を弾くことが多かったので、新しめの曲は初挑戦です。僕の感覚では米津玄師の登場以降から日本のポップスの音楽的な難度が一気に上がったと思っていて、特に令和に入ってからの曲なんて挑戦する気にもなれないのですが、『Lemon』は主題歌になっていたドラマ『アンナチュラル』のファンだったこともあり、つい気の迷いでチャレンジすることにしてしまいました。

 ただ弾き始めてすぐに思っていた以上に難しい曲であることに気づきました。ヒゲ男やミセスに比べたらまだとっつきやすい米津ですが、それでも複雑な構成なのは間違いありません。とりわけ最初に戸惑ったのがこの曲はスイングしていることです。もちろんサックスでジャズを習っているのでスイングのリズムもある程度は慣れがあるのですが、古いジャズのスタンダードと比べたら同じリズムだとは言え、難しさは格段に上がっています。また転調するところも#5つから♭4つとスケールがガラッと変わるので、違う曲を弾いているような気になります。黒鍵を弾きまくるのは変わりはないのですが、白鍵はミとシだったのが、いきなりド、ファ、ソになり、それに慣れた頃にまた元に戻ってしまうので「ウガー」となります。

 他にも音の飛び方とか、1番2番3番で少しずつ変わるところのややこしさとか、20世紀の曲とは全然違うので、古い曲に慣れているオジサンには頭がこんがらがってしまいます。歌なら適当にそのあたりは自分の感覚で歌ってもさほど変にはならないのですが、ピアノはまずは楽譜通り正確に弾くことを優先しないとちゃんとした曲に聴こえないのが問題です。歌ならアレンジに聴こえるのにピアノだとミスに聴こえるのは、根本的に技術不足だからです。サックスが歌とピアノの中間にあるので、つくづくピアノは難しいなと感じます。

 現時点では何とかかんとか曲を頭から最後まで弾けるようになったという段階で、ここからテンポを原曲に近づけながら、ミスタッチを減らし、そしてセコンドとちゃんと合わせ、最終的にはどこまで表現の段階に近づけるかということになります。正直残り2ヵ月足らずではミスタッチを減らしてセコンドと合わせるところで時間切れになりそうですが、できるところまで頑張るつもりです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次