病気自慢大会にはついていけない

 昔から年寄りの「病気自慢」というのは定番で、「あそこが悪い」「ここが痛い」とお互いにどれくらい自分が体調が悪いのかを言い合うものです。「それはすごい」と言われるような大病や大怪我をしている方が勝ちで、元気で病院とは縁がない、というような人は、本来なら圧倒的に良いことのはずなのに、そこはかとなく敗北感を味わうことになります。

 最近僕の周りもさながら病気自慢合戦の様相を呈していて、会社やテニスサークル、学校時代の友人などが、こぞってみんな「あそこが痛い」だの何だのと言ってきます。まあ自分が年を取れば自然と周りも年寄りが増えるわけで、病気自慢合戦も仕方ないのですが、それにしてもあまり気持ちの良いものではありません。

 体調が悪いとか怪我をしたとか言われると、こちらとしては「それはお前が不注意だからだ」とは内心思っていても言えず「大変だね、何かできることがあったら言ってくださいね」などと大人らしく言わなければなりません。もちろん、本当に不運な人もいるのですが、不注意のせいの人も多いですし、下手をすると「痛い痛い」と言ってるだけの人もいます。

 僕自身は最近あまり「調子が悪い」とは言わないようにしています。そもそもそれほど不調でもないし、言ったところで医者でもない相手に治せるわけでもないし、そもそもそういうことを言うのは中高年の証拠。30代以下の若者は滅多にそんな話はしませんから。それに何より「病は気から」ですからね。

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