いよいよクリスマスイベントが最盛期を迎えました。イルミネーションは輝き、クリスマスソングは鳴り響き、レストランはカップルで満ちています。それを横目に「リア充死ね!」と呪いの言葉を浴びせている人たちもいて、相変わらず日本のクリスマスは何ともおかしなことになっています。
と言っても、バブル期の狂騒に比べればこのご時世のクリスマスは静かなものです。あの頃はクリスマスパーティが連日各地で繰り広げられていて、ビンゴで豪華な賞品が乱舞していました。タクシーは全くつかまらず、タクシー券や札束を振り回してタクシーをつかまえるという連中もいたくらい。僕もタクシーをつかまえられずに1時間くらい歩いたことも何度かありました。
もっとも「恋人たちのクリスマス」というような印象的な思い出は特にありません。クリスマスは大昔は家族で祝うもの、後にみんなでパーティをするものであって、恋人と過ごす日ということになったのはそれほど古い話ではないからです。少なくとも僕が結婚する頃まではカップルがうじゃうじゃ街を練り歩く日ではありませんでした。クリスマスプレゼントは1000円程度のものを買ってきて交換会をすることはあっても、何万円もするアクセサリーやバッグをプレゼントしたことはありませんでした。
それがいつの間にかカップルの日になってから随分とおかしなことになりました。NTTドコモのCMで、オダギリジョーが26日ならOKという女性からのメールに「3番手じゃん」と思ったら、渡辺謙に「5番手です」と諭される内容のものがオンエアされています。面白いなと思いましたが、これもクリスマスは常にカップルで過ごすものだ、という前提が存在していなければ成立しません。昔のように家族や仲間とパーティをするのが当たり前だったら、「5番目の男」という話にはならないからです。
ま、26日はもうクリスマスは終わっていますから、本当に5番目かどうかも疑わしいですけどね。僕が女性なら5番目と会うのはその前の週の週末、今年なら17日か18日に過ごします。祭りの後の26日よりは一週間前の土曜日の夜の方が気分は盛り上がるでしょうからね。と言うか、今年のような三連休になるなら、本当にモテる人は昼と夜の二部制にするんじゃないかな。24日夜、25日夜、25日昼、24日昼、23日夜、23日昼、22日夜で7番までこなせます。26日なんて順番もつかないくらいどうでも良い相手でしょ、やっぱり。

コメント
コメント一覧 (2件)
いろんな話を総合すると
1960年代までは,
お父さんたちだけが,
飲み屋で乱痴気騒ぎするのがクリスマスだったような。
銀ラメの帽子をかぶって,
未明まで飲んでいて,
つぶれたようなバターケーキを持って,朝帰りですよ。
背広からはクラッカーの硝煙の臭いがしました。
家族でクリスマスって,オイルショック(1973年)以降の習慣かも。
Unknown
確かに1960年代のクリスマスのイメージってそういう感じでしたね。
バターケーキがまたまずくて(笑)、でもケーキはそれしか知らなかったし。
随分クリスマスも変わりました。