大相撲夏場所が始まりました。注目の大関照ノ富士は2連勝スタートですが、残る3大関が揃って2日目に負けてしまい、今場所もあまり期待できないのかなとガッカリしています。照ノ富士が強いのはわかりますが怪我を抱えているだけに、今場所も本命不在と言って良いでしょう。
ところで今の大相撲でもうひとつの注目は序ノ口の「史上最弱」と言われる勝南桜。先場所を自身のもつ89連敗の記録を更新する90連敗で終え、今場所初日も敗れて91連敗となっています。まさに角界のハルウララ状態です。通算成績も2015年九州場所でデビュー以来、これで3勝225敗1休。次の1勝がいつになるのか、大いに注目されています。
勝南桜のすごいところは、これだけ負けてもまだ土俵に上がり続けているところ。普通ならとっくに心が折れて廃業しそうなものですが、じっくりと地道に稽古に励んでいるそうなので、できることならその努力がどこかで実を結んで欲しいものです。まだ22歳ですから諦めずに頑張ればまだ力はつくのではないかと思います。本当にちゃんと頑張ればですが。
大変なのは対戦相手でしょう。これだけ連敗記録を続けている相手に白星を献上してしまったら大きく報道もされるし、周りの目も気になります。単なる1敗では済まなくなってしまいます。これはかなりのプレッシャーです。しかも力の差が出やすいバスケットボールやラグビーのような団体競技と違って、一瞬で勝負が決まる個人競技の相撲です。何が起きるかわかりません。きっと勝南桜はいまある意味で一番対戦したくない嫌な相手なのではないかと思います。みんな早く自分以外の誰かに1勝してほしいでしょうね。

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