食品が「ステルス値上げ」していることは実は結構消費者にはバレていて、そういう意味では全然ステルスではないわけですが、ロシアのウクライナ侵攻で原油や小麦が高騰すると、いよいよステルスではない本格的な物価高騰がやってくると言われています。すでにアメリカではかなりのインフレになっています。原油が上がればガソリンだけではなく燃料費も上がるしプラスチックなどの素材も上がります。小麦が上がればパンやパスタだけではなく、つられて大豆やコーンも上がります。影響はかなり大きいはずです。
長らく日本は物価が上がらなかっただけに、インフレを経験したことがない人も多いでしょう。僕は子どもの頃にオイルショックによる「狂乱物価」を経験しています。小学校6年生から中学生になる頃で、トイレットペーパーの買い占め騒ぎが起きただけではなく、ノートや鉛筆などの文房具も、良く食べていたお菓子や総菜のコロッケも、文庫本もどんどん値上がりして、びっくりしたのを覚えています。
さらに1970年代末から1980年にも第2次オイルショックがありましたが、その後は日本の物価はずっと安定していました。バブル期は土地の値段は確かに高騰しましたが、消費者物価はそれに比べれば緩やかな上昇で、給料も同じように上がっていたので、生活が苦しくなったという実感はありませんでした。バブル崩壊以降30年余り経ちました。近年日銀は「異次元の金融緩和」をして何とか物価を上げようとしてきましたが全く笛吹けど踊らず。そんな日本にインフレは起きるのでしょうか。
経済について全くの素人の僕が未来についていろいろ予想をしても仕方ないのですが、仮にアメリカのようなインフレが日本でも起きるとしたら、現金を何かモノに変えないと目減りして大損をします。と言ってもトイレットペーパーの買いだめをしても場所を塞ぐだけで節約できる金額などたかが知れていますのでやめた方が良いです。買うとしたら大物に限ります。一番は家で二番は車でしょう。買おうと考えている人は早めに購入した方が良いですが、必要もないのに無理に買う意味もないですし、車なんて新車の納車待ちがひどいので中古車は既に高騰しています。
インフレ対策なら金ですが、もう1g8000円台まで上がっています。もっとも最近ちょっと下がってきたので今のうちに買っておいても良いかも知れません。結婚を控えている人なら婚約指輪も今のうちに買って、早めに新居と新車を用意して家具家電も揃えた方がインフレ対策になるかも。そうじゃない人は無駄にお金を使っても仕方ないので、リスクは大きくなりますが不動産投資か株式投資ということになりそうです。もしくは逆にミニマリストになって、とにかくお金を使わない生活スタイルを確立するかですが、現金が目減りすることには変わりないです。とりあえずプーチンがいろいろな意味で早く戦争やめてくれないでしょうかね。

コメント
コメント一覧 (2件)
(特に若い人なら) 自己投資…!?
インフレ対策で金や土地や株…というのもありますが、一番確実なのは自分に投資することかと思います。長い目で見て、各種語学 (英語に限らない) の勉強をするとか、資格試験の勉強をするとか、(そんなことが可能な状況であるならば、ですが) 海外に留学するとか、健康維持のための運動を始めるとか、とにかく自分自身と不可分のものなので、これで得たものはたとえ破産しても失われません。(と、いうのを昔どこかで読んだような気がします)
ただし、成果が得られるまでにそれなりの時間もかかるし、それで確実に経済的利益が得られるかどうかも不明ですし、何よりもつぎ込まないといけないのがお金だけじゃなくて時間とか努力とか (というかこっちが大事) なので、趣味的にも楽しめるものでないとなかなか大変だと思います…。(そういう意味では趣味の運動とか音楽とかって経済的利益はともかく確実に身体的・精神的利益に結び付くので良い投資ですよね…)
Unknown
りとるぐれいさん、おっしゃる通りだと思います。自己投資というと少々セミナー臭い感じもしないではないですが、自分の好きなことをするのは人生を楽しむ上でも大事ですよね。ただ若いうちにお金のこともちゃんと考えておかないと60歳になってから苦労するのも事実です。周りにそんな人がたくさんいますから。