全米ベスト8

 全米オープンの男子シングルスベスト8が出揃いましたが、本命と目されていた選手たちが次々と負けて、かなりフレッシュな顔触れが揃いました。キリオス(23シード)vsハチャノフ(27)、ベレッティーニ(13)vsルード(5)、シナー(11)vsアルカラス(3)、ルブレフ(9)vsティアフォー(22)。全員シード選手ではありますが、シードを守ったのはルードとアルカラスだけ。最年少アルカラス19歳、最年長キリオス27歳。そしてグランドスラムタイトルを獲得した選手はいません。誰が勝っても初タイトルとなります。
 長年続いたフェデラー、ナダル、ジョコビッチによる寡占状態が崩れ、さらに近年彼らと互角に戦える存在として活躍していたティーム、ズべレフ、メドベージェフ、チチパスもいません。全米は若手が上位進出しやすい大会ではありますが、ここまではっきりと世代交代を示すことになるとは予想していませんでした。もちろん、フェデラー、ジョコビッチ、ズべレフは出ていませんし、ナダルやティームは本調子ではないこともわかっていたので、キリオスに敗れたメドベージェフ以外は、こうなってみれば納得できる結果ではあるのですが。
 この先の展開はちょっと読めません。経験で言えばグランドスラム決勝進出の経験がある昨年ウィンブルドン準優勝のベレッティーニ、今年のウィンブルドン準優勝のキリオス、そして今年全仏準優勝のルードらが有利な気もします。勢いで言えば若手ナンバー1で残っている選手の中で最上位シードのアルカラスも有力です。また唯一地元アメリカ勢として残っているティアフォーも注目です。みんな若いだけに勢いに乗っているのは誰かというのが読めません。
 外れそうなことを承知の上で予想をしてみると、決勝は絶好調キリオスと神の子アルカラスの対戦となってアルカラスが優勝すると思います。アルカラスほどの才能なら、サンプラスに次ぐ史上2人目の10代での全米制覇を達成しそうな予感がしています。
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