フェデラーのラストダンス

 ロンドンで行われていた「レイバーカップ」に引退を表明したフェデラーが現役最後の出場をしました。ナダルと組んだダブルスで敗れはしましたが、随所にフェデラーらしいショットを見せてファンを魅了しました。引き際としては実にレジェンドに相応しい素晴らしいものだったと思います。今月限りで契約を打ち切ることにしたWOWOWオンラインで見ることができ、僕も「フェデ活」の有終の美を飾ることができた思いです。
 プレーを見ている限りでは、シングルスは膝の具合が悪くて無理でも、ダブルスなら十分にトップ選手としてまだまだ活躍できそうでした。サービスもボレーも超一流です。ナブラチロワが50歳近くまでダブルスに出場していたことを思うと、フェデラーもダブルスでグランドスラムに出てくれたらファンは嬉しいし、恐らくダブルス人気も上がるからテニス界も盛り上がると思いますが、シングルスがプレーできない以上はモチベーションが保てないのでしょう。
 それほどテニスのシングルスはハードワークを強いられますが、比べればダブルスはかなり身体に優しいので、高齢者でも楽しむことができます。僕が一番よく利用している名古屋市の東山公園テニスセンターでも多くの年配の人がプレーしています。ほとんど歩くくらいのスピードでしか動けない人も見かけますが、それでも楽しそうにお仲間とプレーしている様子を見ると良い光景だなと思います。
 東山公園テニスセンターは、伊達公子に言われてアジア大会のためにハードコートに改修するそうです。以前から利用者は砂入り人工芝コートをハードに変えることに反対しているのですが、常連の利用者の意見は受け入れられなかったようで残念です。足首、膝、腰に負担が大きく、雨が少しでも降ったら滑って危険なハードコートは高齢者には厳しいコートです。トップジュニアを育てるためにハードにするというのは、コート利用者の年齢層の割合を考えたら明らかに間違った方向に進んでいると思います。フェデラー同様に膝が痛い人たちはもっと大きな声で反対を言うべきではないでしょうか。
 華麗なフェデラーのラストダンスを見ながら「でも昔のようにはボールに追いつけない感じだな」と、段違いのテニスレベルを棚に上げて、フットワークが衰えたフェデラーに共感していました。本当に足首や膝が痛いと全力で走れないんですよね。ハードコートになったらますます心配です。
 
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