『VIVANT』が緊急生放送を経て昨日の第9話でまた大きく話が展開しました。毎回どんどんストーリーが進むのがこのドラマの一番良いところで、もったいぶってちっとも話が進まないドラマを見慣れてしまっていたので、このスピード感は「倍速視聴」するような若者をも惹きつけるだけの力があります。しかも細かいところにまで気を配って作られているので、飛ばして見てしまうとせっかく用意されていた伏線を見逃してしまうというのも良くできています。
第9話では最後にテロ組織「テント」に日本にいるモニターから動画が送られてきて、乃木(堺雅人)が別班から潜入捜査していることがバレてしまいます。父親であるベキ(役所広司)が日本刀で乃木を斬ろうとするところでドラマは終わりましたが、実際にここで斬られることはないでしょうから、次回の最終話でどうストーリーが完結するのか、あるいは完結せずに特別編なり映画なりシーズン2なりに続くのか、興味が尽きません。
ネットの「考察班」では乃木に撃たれた別班の4人が「死んでいない」という考察が当たって盛り上がっていますが、今はではその生きている証拠の動画を誰がテントに送ったのかで盛り上がっています。薫(二階堂ふみ)、野崎(阿部寛)、ドラム(富栄ドラム)、長野(小日向文世)、新庄(竜星涼)などが、怪しいとして名前が取りざたされています。
別班4人の顔を知っていて、病院に出入りできる人物となると野崎かドラムが疑われますが、ここまで大した見せ場のなかった長野と新庄も、役者の「格」を考えると最後に見せ場があるのではないかと思いたくなります。もちろん、第1話から乃木、野崎とともにドラマを引っ張ってきた薫がこのまま裏の顔がない良い人で終わるというのも納得しがたいので、誰がテントのモニターであっても不思議はありません。
もちろん本筋のストーリーとしても、テントが日本を狙っているという虚偽情報を流して、別班や公安を動かしたのは誰かということも現段階ではわかりません。国家が絡む資源権益をめぐる壮大な陰謀めいた話になってきたので、最後は別班と公安とテントが手を組んで戦うということになるのかも、とか僕もついつい考察してしまっています。ここまで盛り上がってくると、かなり見る方のハードルが上がっていますから、オチがしょーもないと暴動が起こりそうです。

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