アドリブと拍感

 「拍感がない」。そう言われるとグーの音も出ません。自分では全くないとは思っていませんが、では自信があるかと言われたら全然ないです。認めるしかありません。どんどん演奏が前に走っていくことが多いです。緊張して心拍数が上がる発表会では必ず前のめりになります。もっと言えば、何拍目なのかもわからなくなって見失いながら演奏しています。最悪です。
 「リズム感が悪い」。激しく否定したいところですが、否定するだけの根拠はありません。拍感がないからリズム感が悪いのか、リズム感が悪いから拍感がないのか、そもそも拍感とリズム感はどう違うのかすらも良くわからないまま、リズム感のない演奏をしています。いよいよ最悪です。
 今日はサックスのレッスンで、先生からアドリブでずっと吹いてみてと言われて、必死に1曲分吹きました。でも途中でどこを吹いているのかわからなくなって、先生からも「見失ってましたね」と言われました。伴奏を聴いていて「あ、これは終わるところだ」とわかったので無理くりに終わりましたが、もうハチャメチャです。先生からは「4小節ごとの区切りが掴めるようになると良いですね」と言われました。4小節を単位として進むジャズでそれがわからなくなるのは致命的だということです。そりゃアドリブができないわけです。辛うじて八分音符や三連符はちゃんと刻めていたということで、それだけが救いでした。
 ピアノでもそうですが、メトロノームを鳴らしながら演奏していても、いまその小節の何拍目なのかがわからなくなります。もちろんちゃんと数えてさえいればわかりますが、数えながら演奏していると、次第に演奏することに必死になってしまって、数えられなくなってきてしまうのです。拍が数えられないのに小節の区切りなどわかろうはずもありません。
 どうやらこの拍感は、わかる人は自然に身についているそうで、それで苦労すること自体が理解できないらしいです。逆に僕のようにわからない人はトレーニングを頑張ってすれば、努力である程度までは掴めるようになるのだそう。これまでそういう努力してこなかったので、今後は音楽を聴く時には必ず拍を数えながら4小節を意識して聴くようにします。先生に言われたので愚直にやるしかないです。
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