64歳のリアルはさまざま

 一昨日の高校の同窓会で多くの旧友に会いました。じっくり話せたわけではないですが、近況くらいは聞いたりしました。64歳になる年齢で、いよいよ年金生活も目前に迫っています。我々は64歳から厚生年金がもらえる最後の学年になります。まさに「老後」がリアルに目の前にあるわけですが、ただよくある本やネットの記事とは違って、同じ64歳でも個人の状況はまったく人それぞれだということがよくわかりました。
 この先も「働く」と言っても、働き方はそれぞれで、経営者や弁護士、税理士、医師などはこれまでと変わりなく働くというのがほとんどのようです。もちろん後継者に徐々に譲っていくということを考えている人もいますが、多くは元気なうちは働くよ、ということでしょう。逆に「辞め時」がわからないという声も聴きました。確かにサラリーマンと違って、自分で引き際を決めるのは意外と難しいのかも知れません。
 サラリーマンも一律に60歳や65歳で引退するわけでもありません。立場ももちろん様々で、上場企業の社長もいれば、役員や監査役などをやっている人もいます。サラリーマンの中では恵まれた人たちです。とは言え、サラリーマン社長はやはり組織の中での役割分担でしかなく、場合によっては貧乏くじを引いたりして苦労している人もいるようです。
 またすでに転身を決めていて、大企業を辞めて新しい事業を始めたり、大学で教鞭をとっている人もいます。こちらの人たちの方がサラリーマン社長よりも前向きで楽しそうです。大学の先生は時給換算したらコンビニのバイトより安いとよく言われますが、お金のためにやっているわけではないので楽しそうにしていました。
 そしてすでに悠々自適の暮らしをしているリタイヤ組もいます。海外旅行に頻繁に行ったり、金のかかる趣味を楽しんでいたりして、現役時代にしっかり稼いだのか、もしくは親から莫大な遺産を受け継いだのかと羨ましくなります。100万円単位のお金を庶民の1万円くらいの感覚で苦もせずに支出できる富裕層は生活の自由度が高そうです。
 なんだか羨ましい人ばかりのように感じましたが、そもそも同窓会に参加する人というのは、大半が人生がうまくいっていて余裕がある人たちです。もしそうじゃなくても、生活が大変で、という話はあまりしないでしょう。中には莫大な借金を抱えていてという話をしているのもいましたが、それも今は返済できたか返済の目途が立ったから話せるわけで、人生が上向いているのです。もちろん人生がうまくいっていて楽しく過ごしていることは喜ぶべきことなので、本当にみんな良かったなと思います。
 と言うことで、幹事長という立場で好むと好まざるとに関わらず強制参加状態の僕だけが、定年再雇用の身の上で「お金ないなぁ」「やりくり大変だなぁ」と思いながら参加しているのです。だからこそ会費を少しでも安く済むように真剣に考えて、今回もホテルの宴会場での開催にも関わらず9000円という会費に抑えることができました。これは誰か誉めて欲しいところです。もしお金持ちばかりで運営したら会費は15000円くらいになっていたかも知れません。これでは参加するハードルが高過ぎです。何とかやりくり算段して、次回もハードルを下げるように頑張るつもりです。
 
 
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