全豪オープンテニス1回戦で錦織圭、西岡良仁、大坂なおみ、内田萌夏が勝ちました。久しぶりにシングルスで日本人選手が4人も勝ち上がりました。負けたのはダニエル太郎と日比野菜緒。さすがに全員が初戦突破とはいきませんでしたが、上出来の滑り出しだと思います。もっとも錦織も西岡も内田も逆転勝ちですし、大坂も大接戦でした。余裕を持って勝ち上がった選手はひとりもいないので、2回戦以降も厳しい戦いになると思います。
注目の錦織は第3セットにマッチポイントも握られるなど、ほとんど負けていたい試合をひっくり返しました。5セットマッチに無類の強さを誇る錦織だからこその大逆転劇でしたが、昔から長い試合が多いのは体力的に不利になります。2回戦は世界ランク11位のトミー・ポール。27歳のポールは錦織にとって決して楽な相手ではありませんが、過去に1度勝っていますし、アメリカの選手とは戦い慣れているだけに勝機はあると思います。1回戦から試合間隔も空くので疲労をリカバリーするだけの時間もあります。期待したいです。
大坂なおみは前哨戦となったオークランドの大会で準優勝しました。ただこの時は故障で決勝戦を棄権しただけに体調が不安でしたが、その心配はどうやら杞憂だったようです。万全ではないかも知れませんが、相性が良い全豪だけに気分よくテニスができれば勝ち上がれる可能性は高いと思います。西岡は次はアルカラスです。全力でぶつかるのみでしょう。
日本人選手以外ではシナー、ズべレフ、アルカラス、ルードら有力選手が順調にストレート勝ちしましたが、チチパスが負けました。ジョコビッチは逆転勝ちでしたが、ジョコビッチはグランドスラムではいつも最初はこんな感じなので心配は要らないでしょう。ピークを決勝に持っていくように調整しているので、尻上がりに良くなっていくだろうと思います。男女通じて最多の25回となるグランドスラムタイトル獲得を目指す上では、過去に10回も優勝しているこの全豪が一番チャンスがあります。人気ではどうやってもフェデラーとナダルに勝てないジョコビッチとしては、どん欲に彼らを上回る記録を積み上げていくしかありません。

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