今期のNHKの朝ドラ『おむすび』はかなり散々な評判ですが、次の朝ドラ『あんぱん』はちょっと期待しています。アンパンマンの作者のやなせたかしの妻が主人公ということで、パターンとしては『ゲゲゲの女房』と同じです。マンガ好きとしては見逃せません。そして、NHKがドラマの人物相関図を発表しましたが、これがまた大河ドラマばりの豪華キャストでちょっと驚きました。
主人公に今田美桜、主人公の父が加瀬亮、母が江口のりこ、祖父が吉田鋼太郎、祖母が浅田美代子、妹が河合優実と原菜乃華、やなせたかしがモデルの主人公の夫に北村匠海、その両親が二宮和也と松嶋菜々子、伯父が竹野内豊、伯母が戸田菜穂と家族のキャスティングだけ見てもオールスター映画のようです。さらにパン職人に阿部サダヲ、北村の恩師に山寺宏一と、ちょっとニヤリとさせるキャスティングもあって、楽しみが倍増してしまいます。他にも高橋文哉、志田彩良、細田佳央太、中沢元紀など売れっ子の若手俳優も出演していて、どうしてこんなにキャスティングに力が入っているのかと不思議に思うほどです。
二宮和也が北村匠海の父親で松嶋菜々子の夫という設定には驚きましたが、若くして亡くなっているということなので、成長してからの北村と二宮が絡むわけではないということのようです。二宮は良い役者だとは思いますが、見た目が若過ぎて、年齢相応の役柄を演じようとすると不釣り合いに若く見えるのが難点です。
ちなみに脚本はベテランの中園ミホ。『やまとなでしこ』や『Doctor-X 外科医・大門未知子』で有名ですが、朝ドラ『花子とアン』、大河ドラマ『西郷どん』などNHK作品も慣れていて、安心して見ることができそうです。主人公が迷走していた『おむすび』のようなことは無さそうな気がします。
僕は朝ドラはこうした実在のモデルがいる作品の方が興味が持てますが、とは言え、史実通りに描きすぎるとドキュメンタリーみたいに重くなってしまい、朝ドラらしさが希薄になります。あくまでもモデルはモデルとして、どこまでドラマとしての面白さを追い求めるかの匙加減が大事です。少なくともキャスティングの豪華さというフックはあるので、とりあえず見てみようかなと思っています。

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