TBSの「オールスター感謝祭」で江頭2:50が永野芽郁を襲った件ですが、僕はオンタイムでは見ていませんでしたが、その後に録画を見ました。いつもの見慣れたエガちゃんの暴走でしたが、永野が本気で怖がっているように見えたので、これでは確かにシャレにならないなとも思いました。江頭のような芸風はそもそも相手を選ぶギリギリのものなので、今回は明らかに選択を間違えたと思います。それも生放送ではどうしようもありません。
そして単に「エガちゃんが間違っちゃったな」で済まないのが昨今の世の中です。江頭自身が「コンプラをぶっ壊す」という発言をして今回登場しているわけですが、実際には江頭の方がぶっ壊されてしまいます。折しもフジテレビの第三者委員会が中居の性暴力を認定したところです。中年男性が若い女性を「俺の女になれ」と叫びながら追い回すという姿を、「面白い」と言って地上波テレビで見て笑っていられる時代ではなくなったということでしょう。
江頭に限らずダウンタウンやとんねるず、出川哲朗らは60歳前後の同世代です。彼らの笑いがセクハラ、パワハラ風味なのは、さらにその上の世代のビートたけしや志村けんが同じようなことをやって笑いを取っていたからで、それを少年時代に見て面白いと思ってベースにして少し現代風にアレンジをしていました。平成まではそれで何とか許容されていたのですが、令和の今はそのベースになっている仕組み自体がアウトになってしまったので、いくらアレンジを施しても通用しなくなってきました。
出川はウッチャンナンチャン的なコンプラを守る優しい笑いに懸命にモデルチェンジをして人気を保っていますが、江頭、ダウンタウン、とんなるずはもう今さら変わるのも難しいだろうなと思います。テレビを諦めてYouTubeを主戦場にするか、すっぱりと芸能界を引退するかした方が楽になれるのではないでしょうか。少なくとも江頭はYouTubeも人気だし、「実は良い人」というキャラが定着しているので、テレビはもう出なくても良いんじゃないかなと思います。

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