コロナ禍での飲み会

 2020年早春から突如として始まったコロナ禍。まだ記憶に新しいし、今になってもコロナに感染する人は珍しくありません。あの頃は、というほど昔の話ではないですが、「三密」なる言葉が広まり、在宅勤務が一気に普及し、マスク不足の騒ぎになり、緊急事態宣言は発出されて、街から人が消え、株価が暴落し、飲食店がバタバタと倒産しました。「オンライン飲み会」が広がり、ZOOMで飲み会をしている人たちの話もよく聞きました。
 2021年12月は第8波の最盛期で、夏に東京五輪なんか開催したものだからまた感染が広がったんだなどと言われたものでした。前年にできなかったリアル忘年会ができるかも、と楽しみにしていた人たちの期待が泡と消えていた時期です。中居正広はこの時期にホテルのスイートルームで「タレントU(頭文字にあらず)」、女性アナウンサー2名とセクハラ飲み会をしていたと第三者委員会の報告書に書いてあります。Uが「コロナであまり飲みに行けていないため、楽しい飲み会がしたい」と言い出し、それを言われたフジテレビの幹部社員Bが、中居と被害に遭った女性アナウンサーAを含む女性アナウンサー4人を集めたということです。
  Aともうひとりの女性アナは途中で退出し、22時頃に突如として中居がBやスタッフらにも退出を促し、部屋には中居、U、女性アナ2名だけが残る形になり、セクハラ行為に及んだらしいです。もうその様子が目に浮かぶようです。コロナ禍で大変な時期にそんなことをしていれば中居やUは楽しかったかも知れませんが、上司に連れてこられて置き去りにされた女性アナにしてみればさぞかし辛い時間だったことでしょう。もしそれでコロナに感染しても、単に自己管理ができていないと言われるだけですし、そもそも大物タレント2人と若い女性アナでは力関係に差があり過ぎて、行為をかわすだけでも大変だったろうと思います。
 僕にしてみれば、いい大人がはるかに年下の女性に対して、無理矢理そんな行為に及ぼうとすること自体がまず信じられないですし、どうしても親目線で見てしまうので、もし自分の娘がそんな目に遭っていたらと思うと、怒りで腸が煮えくり返ります。実際Aはその時には難を逃れられても、結局2023年には中居の性暴力に遭い、入院して退社して人生を壊されてしまったわけです。2021年のコロナ禍での「飲み会」が無ければ、そんな人生にはならなかったかもと考えると、この「飲み会」を事件の発端として記載した第三者委員会の意図も頷けます。
 この飲み会が会社の経費で精算されたとか、中居は同じようにコロナ禍で会食して事務所を退所した手越祐也について当時厳しいコメントしていたとか、そもそも言い出しっぺのタレントUって誰だとか、いろいろ言われていますが、まず基本的な社会のルール(コロナ禍で飲み会はしない)も守れない人間は、結局どんどんルールを逸脱していくんだなと思いました。人間はいったんルーズになると歯止めが効かなくなるので、常にどこかで自分を律してブレーキをかける必要があるようです。最近は休みで何の予定がない日でも、昼まで寝てないで、なるべくいつもと同じくらいの時間に起きるようにしています。そういう日常の小さなことから守っていく姿勢が大事なのではないかと思います。
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