自称広末涼子というパワーワード

 広末涼子が乗用車を運転中に大型トレーラーに追突事故を起こし、搬送された病院で看護師に暴行をはたらいたということで逮捕されました。この際に当初の報道で「自称・広末涼子容疑者」という思わず首を傾げるような表現が報道で用いられ、これはかつての「稲垣吾郎メンバー」的な何かなのかと思ってしまいました。実際には本人を証明するものが無く、本人と確定できなかったので「自称」というワードが用いられたということのようですが、まるで「格付けチェック」の「そっくりさん」みたいな扱いで、広末を名乗る変な女が事故を起こしたのかと思ってしまいます。
 広末自身はこれまでも幾度となくお騒がせを繰り返してきた人ですから、今回芸能活動を謹慎しても、またほとぼりが冷めた頃に復帰するのでしょう。前回の離婚騒動の時もこれで芸能界から干されるかと思いきや、あっさりと復帰してきましたから、それだけニーズもあるのだと思います。また中居正広と違って広末自身に計画的な「悪意」を感じないところが復帰のハードルを下げているのかも知れません。「プッツン」だという共通認識はすでにできているので、周到に考えて悪事を働いているわけではないというところが、許されやすいのかと思います。とは言え、今回は逮捕されてしまったので印象はかなり悪いですから、しばらくはテレビには出てこられないでしょうけど。
 それより「自称」問題です。確かに本人を確定するのは厳密に考えると難しいです。本人がそう名乗っているだけではもちろん信じられないし、運転免許証とかマイナンバーカードを持っていても、それが本人のものとは限らないし、しかも職業までは記載されていないので、「俳優」の広末涼子かどうかは確定できないということだったのでしょう。広末ほどの有名人なら顔を見て「間違いない」と多くの人は思うでしょうが、芸能人に1ミリも興味もない人だって世の中にはいます。そういう人にしてみれば「あんた誰?」となっても不思議はありません。
 まして一般人が本人であることをどう証明できるのかとなると、かなり心もとない話です。SF映画のように、そのうち瞬時に顔認証で照合できるようになるのかも知れませんし、実際に今でも病院に行くとマイナカードを入れた機械に顔認証されて本人確認ができるようになっていますから、そう遠くない未来に国民全員が警察官にサッと顔をスキャンされて本人を確定されてしまう時代が来そうです。「自称」は通用しなくなりますが、だからと言ってそれもあまり楽しい気持ちにはなれません。
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