朝ドラ「あんぱん」も3週目に入り、子役から本来の俳優陣にと切り替わりました。いつものことながら、ここで数年の時間が一気に飛ばされるわけで、ちょっと最初は感情移入しにくいのが朝ドラの難点です。特に子役の演技が良いほどに急に配役が変わって戸惑ってしまいます。今回は主役の今田美桜が子役の子とあまり顔が似ていないせいで(子役が今田にあまり似ていないのですが)、余計に「なんか違う」と思ってしまいました。とは言え、こういう違和感はすぐに消えるものなので、あまり大きな問題ではないのかも知れません。
ただ準主役の北村匠海はまだわかりやすいから良いとして、それ以外の俳優陣が全員大人になったことで、誰が誰だかわからないという混乱は今回は多いかなと思います。兄弟姉妹や学友が多く登場しているせいで、ひとりずつ頭の中でリセットする作業が必要でした。特に今回は今田に限らず子役のキャスティングの時に「顔の類似」をあまり気にしていなかったのではないかと思いますから、余計に「あの子がこんな青年になる?」という部分はありました。
とは言え、今のところそれくらいしか「あんぱん」に文句をつけるところが見つかりません。脚本は手堅いですし、俳優陣もベテランはもちろん若手も良い演技をしています。注目の河合優実も出番は限られている中で、存在感を示しています。ベテラン勢では阿部サダヲと竹野内豊が目立って良いです。なにより演出のテンポが良く、15分の尺の中で必ず盛り上げて、さらに次回へとうまく引っ張っています。今日は特に主役が颯爽と走る回で、まさにこのドラマのテーマを体現した神回でした。このテンポの良さと明るさが途中で失われないないことを願います。

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