佐藤龍世の中日トレード

 西武の佐藤龍世が金銭トレードで中日入りすることになりました。これは中日にとっては大きなプラスになりますし、佐藤にとっても大きなチャンスです。佐藤は28歳。西武から日本ハムに移籍しまた西武に戻ってきて、昨年は4番を務めるなど自己最多の93試合に出場し打率.244、7本塁打、34打点と活躍しています。今年も期待されていたのに開幕前に寝坊で遅刻して3軍に落とされ、そのまま1軍には戻れずにいました。とは言えファームでは打率.324、4本塁打、16打点と活躍しているということですから、体調的に問題があるわけではありません。単に西武では西口監督に嫌われたというだけのことでしょう。
 そんな戦力外扱いの佐藤ですが、本職は三塁手で、二塁、一塁も守れるユーティリティプレーヤー。いま中日は福永、高橋周が長期離脱していて、石川昂は全く調子が上がらない状態なので、「打てる内野手」の佐藤は喉から手が出るほど欲しい選手です。これを金銭トレードで獲得できたのはフロントの好プレーと言って良いでしょう。もちろん活躍できるかどうかはこれからですが、即戦力のコマが多い方が良いに決まっています。
 しかも今の中日の主軸は上林と細川を筆頭に、他から獲得してきた選手ばかりです。言い換えれば生え抜きが期待外れなのか育成下手なのか、岡林以外は全く頼りになりませんが、それも移籍組にとっては好条件でしょう。元気なのに1軍に上げてもらえない西武にいるよりも、すぐにレギュラーで起用してくれそうな中日に移る方が佐藤にとっては良いに決まっています。
 中日にとっても佐藤にとっても良いトレードですが、強いて言えば西武は本当に金銭トレードで良かったのでしょうか?中日は若手投手の宝庫です。言えば誰か即戦力の投手を獲得できたのではないかと思いますが、佐藤のことを見るに見かねた西武フロントが、とにかく早くトレードをまとめるために金銭でOKと言ったのかなと思います。よほど佐藤は西口監督に嫌われてしまっていたのかも。井上監督はきっと熱く歓迎してくれると思うので、頑張って欲しいです。
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