今日のテレビ朝日「有吉の世に出したい9割本」で、手相占い芸人として知られる島田秀平が影山優佳に運気を向上させるには改名が良いと勧めたことに対して、有吉弘行が「画数なんてオカルト」と一刀両断したそうです。あまつさえ「占い師は9割がインチキ」とも。全く同感です。番組名に引っかけたとは言え、1割はインチキではないとフォローしているところに、むしろ有吉の優しさと、少しの保身を感じます。
科学的根拠のないものを信じたい気持ちは人間の弱さの表れですが、宗教と同じでそこに縋らないと生きていけない人たちもいるということでしょう。血液型占いを未だに信じている人がそれなりにいて、そういう人はきっとどれだけきちんと論理的に説明をされても、信じたいから信じているんだろうと思うしかありません。先日も、とあるところで初対面の50代のオジサンに血液型占いの話を熱弁されてしまい、適当に相槌をうっておいたものの、この人はきっと性格は素直で良い人なんだろうけど、ちょっと残念な人だなぁと思ってしまいました。
占いなんて「当たりそう」なことを適当に相手を見て言ってるだけですし、外れたからと言って占い師は責任を取ったりもしません。外れたから料金を返せと言ったところで、占いを聞いたから結果が変わったのだと言われるのが落ちです。競馬の予想や株の予想と一緒で、本当に当てられるのなら誰にも言わずに自分でやるのが一番です。雑誌に載っている占いコーナーなんて、ライターや編集者が適当に書いていることも多いです。実際に僕は書いたことがあるので間違いありません。
ただそういう根拠のない話を信じて、どれだけ論理的に説明されても頭から拒絶する「反知性主義」的な態度が、現在の日本および世界の混迷を深めていることはやはり自覚をした方が良いと思います、なんてことを書いても、占いを頭から信じる人には響かないでしょう。まあトランプや立花孝志の嘘を信じるよりは、占いを見て今日着ていく服を決めたりする方が害がないのでマシですが、自分が着る服も自分で考えられないくらい自分に自信がない人は、生きていくのが大変だろうなと思います。占いをエンタメとして軽くとらえている人は良いですが、占いに縛られている人は目を覚ませと言いたいです。

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