来年の春の甲子園から高校野球にもDH制が導入されることになりました。とても良いことだと思います。何より高校生の健康を考えた時に、特に酷使されがちな投手を守ることができます。高校野球では昔から「エースで4番」がたくさんいます。しかし大谷ですら打って投げての二刀流は疲れて故障も増えるのですから、体がまだできていない高校生の場合はなおさらリスクが高くなります。打席に立てば死球もあり得るし、塁に出て走ればクロスプレーでの怪我のリスクもあります。悪意があってエースが狙われるということも避けられるようになります。
もうひとつのメリットは出場機会が増えることです。DHというポジションが増えるわけですから、投手がDHを兼ねない限りは1人多く試合に出られます。打つのは得意だけど守備は苦手という選手も試合に出られるようになります。また故障が治り切っていない選手でも打つだけならできる場合もあるでしょう。スポーツは試合に参加できないと本当につまらないものになりがちです。教育の場でもある高校野球ですから、試合に出られるチャンスが増えるのは本当に良いことです。
昔はパ・リーグだけが採用していたDH制も、今や採用していないのはセ・リーグくらいというところまで時代は変わりました。セ・リーグが取り入れていなかったのは、かつて巨人が提案した時に、戦力が整っている巨人に有利だからと他球団が反対したからだそうですが、今の巨人ならDH制があったところで大して成績は変わらないでしょう。大谷のような二刀流ができる規格外の選手はそうそういないのですから、さっさと来年からでもセ・リーグもDH制を導入すべきだと思います。

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