常夏の国ニホン

 9月も半ばだというのに、名古屋は未だに35℃の猛暑日です。お彼岸の天気予報を見ると、少し気温は下がるみたいですが、それでも30℃の真夏日。今年は観測史上もっとも暑い1年になりそうですが、それにしても一気に温暖化ならぬ「沸騰化」が進んだのを実感します。テニス愛好家としても、これはさすがに厳しくて、8月の日中のテニスは「命の危険」があったので昼間の屋外コートは誰もいませんでした。4週連続でサークルが中止になったのも仕方ないなと思います。

 今年は実は5月にも4週連続でサークルが中止になりました。新型コロナで緊急事態宣言が出されて以来のことでしたが、5月の中止の理由は毎週の雨でした。「まるで梅雨のよう」だと思ったら、気象庁は後でひっそりと「実は今年の梅雨は5月でした」と発表していたそうです。道理で5月はずっと雨、6月は真夏並みの暑さになったわけです。1カ月夏が前倒しでやってきていて、そして今度は1カ月夏が延長されるようです。いや、もしかしたら1カ月で終わらずに10月も夏の可能性もあります。秋は11月からなんてことになっても全然不思議はありません。

 今年ほどの猛烈な暑さが来年以降も続くかどうかはわかりませんが、21世紀になってからの気温の上昇具合からすると、もう以前のような「そこそこ暑い」夏に戻ることを期待するのは難しいのではないかと思います。5月から10月まで1年の半分は夏で、そのうち4カ月近くが「真夏」だと覚悟しておいた方が良いでしょう。沸騰化を自分たちの力で止めることはもはや無理なので、今後はいかにしてこの状況に適応していくのかを考えるフェーズに入っています。温帯だった日本が亜熱帯になってきているので、生活だけではなく産業にも大きな変革が必要になるでしょう。食料不足のリスク、新たな病気や健康障害のリスクも増えます。生き辛い世の中を生き残らなければならないので、しんどいです。

 

 

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