『あんぱん』最終回

 朝ドラ『あんぱん』が最終回を迎えました。前日にこれまでのキャストが総出演かと思われるほどたくさんのキャラクターを出し、さらに日本テレビの『アンパンマン』の映像をたっぷりと見せるという大サービスをしたので、最終回はどうするのかと思ったら、主役夫婦の会話を中心にしたゆったりと静かな最終回でした。悪評ばかりが聞こえてきていた主題歌『賜物』も最終回の劇中で流されましたが、聞き取りにくい歌詞もしっかりわかって良かったと思います。歌詞はドラマの内容にリンクしていて良い歌なんです。

 『あんぱん』はある種、群像劇でした。『アンパンマン』が膨大なキャラクターが登場する作品であることにリンクしているのか、ドラマも時代ごとに多くの登場人物が出てきて、それぞれにしっかりとどういう人物なのかが描かれていました。来週にはスピンオフドラマが4本放送されるそうですが、それだけ脇役にも注目が集まるほどキャラが立っていたドラマだったということでしょう。

 個人的に今回の『あんぱん』でお気に入りの登場人物トップ5です。朝田羽多子(江口のりこ)、柳井登美子(松嶋菜々子)、屋村草吉(阿部サダヲ)、座間晴斗(山寺宏一)、東海林明(津田健次郎)。いずれもベテランの達者な俳優が演じていますが、みんなキャラが立っていました。またコメディパートも引き受けているというか、ともすると暗いところに引きずり込まれそうになった時に、ドラマに明るさを取り戻させるような役割を果たしていたと思います。それから手嶌治虫(眞栄田郷敦)も良かったです。実在の有名人がモデルになった登場人物の中でも、一番本人らしさが感じられて素直に見ることができました。

 僕の過去の個人的な朝ドラランキングは1位『あまちゃん』、2位『カムカムエヴリバディ』、3位『エール』、4位『あさが来た』でしたが、今回『エール』を抜いて『あんぱん』が3位にランクインです。しばらくは不動のトップ3になりそうな予感がします。

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