10奪三振3本塁打

 大谷翔平がまた伝説を作りました。ナ・リーグ優勝決定シリーズのドジャース対ブルワーズの第4戦、勝てばドジャースのWS進出が決まる試合で先発し、7回途中まで2安打10奪三振の無失点に抑え、さらに1回、4回、7回にホームランを放つというマンガでも嘘くさくて描かないような超人的活躍でドジャースをWSに導きました。ドジャースの選手も「ドン引き」とか、相手チームも「笑うしかない」などという報道が伝えられるほど、あり得ないようなスーパーマンぶりです。

 大谷は昨年も「50-50」(シーズン50本塁打&50盗塁)を達成した試合で6打数6安打3本塁打2盗塁10打点という超人的な活躍をしました。どうやら節目となるような試合でこそ最大のパフォーマンスを見せるような選手のようです。なんてことはないレギュラーシーズンの1試合で活躍するよりも大舞台で強い大谷は、長嶋茂雄の天性の勝負強さと王貞治のホームランアーティストとしての才能、そして金田正一の最強ピッチャーとしての能力を兼ね備えた選手になってきたようです。昭和の日本の三大野球選手の全てを持ち合わせていても、さすがに20代前半に全て開花させるのは難しかったのか、少々時間がかかりましたが、ドジャースに移籍したことで周りの優れた選手にも助けられて最高のパフォーマンスを発揮できるようになったのだと思います。そう考えれば日本ハム、エンゼルス時代も無駄というわけではなかったのでしょう。

 ベッツは大谷について「我々はシカゴ・ブルズで大谷はマイケル・ジョーダンだ」と言っていますが、まさにスーパースターが揃う中で、その中心に立つ役割を担うのが大谷なのでしょう。ベッツもフリーマンも素晴らしい選手だし、スミスやパヘス、テオスカー・ヘルナンデスもいます。投手にもカーショー、スネル、グラスノー、山本由伸、佐々木朗希もいます。この凄い面々が揃ったチームで投打両面で軸になれる存在というのは空想上の存在、まさにユニコーンであることを昨年と今年の活躍で証明してみせました。残すはWSだけ。今日の勝ちっぷりを見るともはや昨年に続く「世界一」は確実のような気がします。

 ちなみに投手の1試合3本塁打で思い出すのは巨人の堀内恒夫です。3打席連発した上にノーヒットノーランを達成した1967年の試合は、まだ当時僕は6歳でしたが微かに記憶にあります。監督としてはともかく、選手としての堀内はかなりの天才でした。大谷には「堀内超え」となるノーノ―&4本塁打をこの先、期待したいです。

 

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