今日の山本麻友美プロのレッスン会で、こちらが雁行陣で相手が並行陣をとってきた時に、どういう突き球を打つかという話をしました。安全策はクロス側の足元に打つことだと考えていますが、完璧に足元に沈められれば良いですが、いつもそういうボールが打てるわけでもないし、相手も予測しているので処理しやすいです。だからいろいろと展開していくことが必要だと思っています。結構狙っていくのがより近くにいるストレート側寄りのセンターに速い突き球を打つこと。ここをもし抜ければ、クロス側も取れずにエースになる可能性が高いからです。
山本プロにその話をしたら、「クリタさんの狙いはストレートに近すぎて触られる可能性が高いから、センターセオリーならもう少しクロス寄りに打った方が良い」と指摘されました。ネットの上を通る時はストレート側、しかしボールの落下地点はクロス側にというくらいのセンターが基本だということです。なるほど、確かにその方がより安全だと思います。ネットのより低いところを通せますし、バックアウトのリスクも多少減ります。ちょっとエース狙いの色気が強すぎたのかも知れません。
さらに山本プロは自分がどのポジションから打つかにもよる、ということも話しました。しっかりクロスのポジションから打つならセンターだけではなく、ショートクロスもダウンザラインも打てるので、相手が迷って予測もしづらいが、センター寄りからのセンターは、角度もつけにくいし、こちらのワイドにオープンスペースができているのでボレーをそこに落とされるから、無理しないで緩くても足元に打つ方が良いということです。またオープンスペースを作らないために、フォアに回り込むよりもバックで処理した方が安全という話も付け加えられました。それも納得です。
並行陣に対しては「センターセオリー」と合言葉のように言いますが、実際にはそれだけでは相手にセンターを詰められるばかりなので、いかにショートクロス、ダウンザライン、ロブをうまく織り交ぜることが肝要。思い返せば僕の場合は展開するというと6割ロブ、3割ダウンザライン、1割ショートクロスですが、それは相手がスマッシュが上手くないという前提。もう少しショートクロスを増やしてセンターがもっと効くように考えた方が良さそうです。
以上はあくまでもある程度ダブルスがわかっている上級者向けの話で、中級者以下だと自分のサイドを抜かれるのが怖くて、必要以上にサイドに寄っている場合が多いですから、その時は遠慮なくストレート寄りのセンターに打っていった方が良いかも知れません。ただそれも多用するとさすがに中級者でもセンターに詰めてきますから、その時にショートクロスを打てるように技術を磨いておくことが大事です。
