ドジャース連覇

 ワールドシリーズ第7戦もドジャースとブルージェイズの試合は延長にもつれこみました。お互いにチャンスを潰し合う展開だったのは拙攻もありましたが、両チームのディフェンス力の高さが光りました。先発した大谷は3回に3ランを浴びて降板。明らかに調子が悪かったので2回のピンチを切り抜けたところで交代させるべきだったのではと思いました。ドジャースは犠牲フライなどで2点を返しましたが、ブルージェイズに1点を追加されて2点差。タイムリーが出ないドジャースは苦しみますが、タイムリーが出ないなら一発攻勢だとばかりに8回にマンシーが追撃の狼煙を上げると、9回にロハスが起死回生の同点弾、そして11回にスミスが決勝弾を打ち込みました。「ベッタニマン」が打たなくてもホームラン攻勢をかけられるところが「巨大戦力」ドジャースです。

 投手リレーも豪華というよりは高校野球並みの「全員野球」になりました。そしてドジャース投手陣を救ったのは前日先発として6回を投げた山本由伸でした。9回サヨナラのピンチにマウンドに上がりこれを切り抜けると、10回も11回もマウンドに立ち続けてドジャースにチャンピオンリングをもたらしました。これで第2戦、第6戦に続く勝利投手となりワールドシリーズ3勝目。もちろん文句なしのシリーズMVPです。山本には記録には残らない第3戦延長18回の死闘の時に、19回を投げるためにブルペンで投球した貢献もありました。あれでドジャースの選手の士気が上がったそうですから、陰の勝利投手です。

 大谷、山本、佐々木と日本人選手が3人もいるドジャースだけに、どうしてもドジャース贔屓で見てしまいますが、アメリカではアンチが多いようです。金にあかせて良い選手をどんどん集めてしまう手法は、日本ならかつての巨人、今のソフトバンクに通じるものがあります。フェアな競争と言えるのかどうか、日本よりフェアであることにこだわるアメリカでは、ドジャースが連覇をしたことでより批判が強くなりそうです。投手を退いたあともDHとしては出場を続けられる「大谷ルール」の撤廃を望む声が多数出ているというのも強すぎるが故でしょう。大谷が二刀流を続けられるのも年齢的に考えて残り少ないだろうと思いますから、あと3年くらいは大谷ルールも存続させて欲しいものですが、果たしてどうなることでしょう。

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