AKB48の20周年コンサート

 かなり前から告知されていたAKB48の20周年コンサート。武道館で3日間にわたり開催され、多くのOGメンバーが出演しました。特に最終日の7日は全盛期のメンバーがほぼ揃っていて、高橋みなみが考えたセットリストは全盛期の曲がこれでもかとばかりに続きました。と言っても、僕自身が見ていたわけではなく、ネットで記事や動画を見ただけですが、それでも十分に熱さが感じられるコンサートだったことがわかります。

 どこにその「熱さ」を感じたかと言うと、30代半ばから後半に差し掛かっているOGメンバーのパフォーマンスが現役時代と同じくらい本気だったことです。こういうステージではOGはゲスト的に出てきて、軽くパフォーマンスしてファンを喜ばせて終わるというのが通常ですが、今回は最初から最後まで主要メンバーは出ずっぱり。よくぞここまで仕上げてきたなと感心するほどに、しっかりと現役時代さながらにダンスをしていました。まさにレジェンドメンバーが苦境に落ちている現役メンバーに背中を見せて叱咤激励しているようなステージでした。

 特に驚いたのは前日のコンサートでAKB48の楽曲でもっともダンスの難易度が高い『根も葉もRumor』をOGが現役メンバーと一緒に踊ったことです。OGメンバーは柏木由紀以外はもう在籍していない時代の曲です。新たにイチから覚えなければならないのに、指原莉乃が提案して、高橋がそれに乗ってセンターを自ら務めると言ったという話は、いかにも指原らしいし、高橋らしい。そして峯岸みなみや小嶋陽菜が無理とは言わずにちゃんとそれについていったのも「らしい」話でした。半年間も練習したというのですから、それぞれに仕事も忙しいのによくぞ頑張ったなと思います。

 最終日は前田敦子を筆頭に、大島優子、板野友美、篠田麻里子、高橋、小嶋ら「神7」や柏木、指原、峯岸、宮澤佐江、秋元才加、北原里英、松井珠理奈、横山由依ら全盛期のメンバーが揃って当時の曲を次々と披露していましたから、本当に「あの頃」のAKB48が戻ってきたというステージでしたが、返す返すも惜しいのは渡辺麻友がいないことでした。ちょこちょこ指原が曲中に前に出てくるので、「ん?」と思うと、それは渡辺のポジションを当時はまだ後ろだった指原が代わりに担っているわけで、指原がいて良かったと思いながらも、指原が目立つだけに余計に渡辺の不在も目立ってしまった感もありました。

 今日8日はAKB48劇場の20周年公演に前田や高橋、小嶋らが出演し、そして大晦日の紅白にもOGが登場します。今月はまさにAKB48の祭り月間ですが、年が明けてOGが去った後には、祭りの後の寂しさだけが残りそうな気がしてなりません。

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