高齢者になりました

 今日は65回目の誕生日。何人かの方からはSNSなどを通じてお祝いのメッセージをいただきましたが、前期高齢者の仲間入りをする65歳のオジイサンの誕生日を祝ってくれる人はそう多くはありません。そんなものです。「めでたさも 中くらいなり おらが春」は小林一茶が57歳の時に詠んだ句です。まさにそういう気分です。当時の57歳は平均寿命を考えれば今の65歳よりもはるかに老人だったろうと思いますが、老人であることには変わりありません。この先どれだけ生きるのかを考えてしまう年頃です。

 自分の親のことなども考えると、僕の残り人生も突発的な事故が無いとしても、残り15年から25年くらいの間でしょう。仮に20年だとします。今から20年前は2006年。すでに愛知万博は終わっています。トリノ冬季五輪で荒川静香が金メダルを取り、第一次安倍政権が発足しています。北朝鮮が核実験を行い緊張が高まりました。何となくいまの状況とシンクロします。これらの出来事がついこの前のような気がするほど、あっという間の20年でした。と言うことは、この先の20年は加速がついてもっと短いと感じるでしょうから、もう今から終活を始めた方が良いのかも知れません。

 残り20年の人生をどう生きるのか。50歳の頃から「自分の人生を楽しむ」ことを最優先に15年過ごしてきました。結構もう楽しんでしまったので、残りの時間は社会貢献になるようなことをしたい気持ちはありますが、だからと言ってよくある老人の暇つぶしボランティアをしたいとも思いません。何よりそんなに暇ではないので、これ以上忙しくなりたいわけでもないですし、まあおいおい何か見つかるのではないかと楽観的に考えています。

 何をするにも老人は健康が第一。健康でなければ何もできないお年頃です。また何でも自分ひとりでできると思わず、謙虚に他人様に頼ろうと思っています。互助の精神です。老人は社会的には弱者です。そして弱者に対して厳しいスタンスを取る政治家が絶対的な力を持つような選挙結果になりました。まずは自らがきちんと立つ力を持ちながら、弱者同士の連携を図っていくことが大切だと考えさせられる誕生日になりました。

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