テニスオフの効能

 僕が作ったサークルも今年で40周年。今のところ特に何もしていませんが、できることなら何か記念になるようなことをしたいなとは思っています。なにせ50周年を迎えられるかどうかはかなり微妙なところで、75歳までテニスが続けられるかは自分でも自信がありません。周りの助けがないと難しいですし、自分自身の気力体力があと10年続くかどうかもわかりません。これまで40年続いてきたのも、その時その時でとても協力してくれた仲間がいたからでしたが、いまの一番の悩みはそういう大事な仲間が次々と事情があっていなくなってしまっていることです。

 昨年は特に参加者が少なくなって危機的な状況でした。数年前は毎週20人前後のメンバーが集まって3面使ってテニスをしていたのに、昨年はずっと一桁で、それも4人揃うかどうかという瀬戸際の人数のことが多かったのです。人数が少ないことも問題だし、毎回同じメンバーでマンネリ感も半端ないので、それがますますサークルを沈滞させていました。やはり15人前後は集まらないと「良い感じ」にはなりにくいようです。

 そんな状況を改善するためにテニスオフを併催することにしました。11月から始めて4か月目になりますが、毎回4人程度オフからの参加者が加わるだけですが、思っていた以上に効果がありました。単純に人数が増えるというだけではなく、「はじめまして」の人たちがいることによる緊張感があると、毎回の練習会が刺激的になりマンネリ感が一掃されました。いろいろな人がこれまで参加してくれましたが、オフの常連さんたちはいつも知らない人たちと一緒にテニスをしているのでコミュ力が高い人が多く、マナーも良いしテニスもそれなりに上手です。オフを始める前までは「変な人が来ないか」「レベルが合わなかったら困る」と不安もありましたが、これまでのところ困ったことは全くと言っていいほどありませんでした。

 しかも中にはサークルを気に入ってくれる人もいて、複数回参加してくれたり、メンバーに加わってくれた人もいます。今のところプラスばかりでマイナスの要素がありません。最初は月に1回か2回のつもりでしたが、ここのところ毎週オフ併催になってしまいました。今日なんて参加者11人のうち本来のサークルメンバーは4人しかおらず、あとはオフからの参加の人も含めて「はじめまして」の人が7人もいました。もしオフをしていなかったら多分中止にしていたので、本当に助かっています。

 ただこれは言わば「インバウンド」もしくは「移民」によって人を増やしているわけで、「高齢化」による人口減少に歯止めがかかったわけではありません。とは言え、今の日本と同じで急に人が増えるわけでもないですから、今後も移民政策を続けていくしか効果的な打ち手がないように思えます。それに移民が特に迷惑をかけるわけでもなく、むしろ新しい風を運んできてくれるのですから、歓迎こそすれ迷惑がるようなことは一切ありません。

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