酷いものです。日本の国会はもはや名ばかりのものになりました。もちろん高市政権が数の力でやりたい放題しているからです。これを言うとすぐに高市信者が「数こそ正義」などと間違ったことを言うのですが、民主主義は多数決ではないという基本的な理解がありません。高市自身も「謙虚に」「丁寧に」と建前を事前は言ってましたが、国会が開かれたら案の定むちゃくちゃしています。一番酷いのは高市が質問者に指名されても答えもせずに、代わりに大臣が答えていることで、こんな総理大臣は見たことがありません。高市は答えないどころか、質問を聞いてもいないのです。よほど議論をすることが苦手のようですが、そんな人間は政治家に向いていないので早く政界から引退すべきでしょう。
そして高市信者は「野党は批判ばかり」とかいうこれまた意味のわからない「批判」をします。野党がやるべきことは政権のチェックです。批判してこその国会であり野党です。野党に対案を出せと言いますが、基本的に案を出すのは政府、それに対してチェックするのが野党です。しかも今の野党は対案もちゃんと出していますが、それを全く議論しないのが政府なのに、そんなことも知らないで「対案も出さずに批判ばかり」と言う印象操作をしています。それに「そもそも」論として、批判をされるようなことばかりする高市にこそ問題があるのです。ちゃんと国会を見ていれば、いかに真っ当な批判がされているかわかろうというものですし、それがわからないというのは、これまで国会に興味も関心もなかったから見方がわかっていないということです。初めて野球の試合を見て「なぜ打ったら三塁に走らないの?」と聞いているようなものです。
それにしても国会を9連休している高市。自分の身勝手な解散のせいで予算案成立が年度内に間に合わないようになったのに、それを無理矢理に早めて議論もちゃんとしないで通そうとする身勝手の倍付け。それなのに優雅に自分は大連休とは「働いて×5」と言ったくせに、全然働いていません。そしてこの危機的な国際状況の中で訪米してトランプと会談するそうです。いま世界中から孤立しているトランプのところに飛び込んでいったらまさに「飛んで火にいる」高市です。イランと戦争してこいと言われたらちゃんと断れるのでしょうか?国益を損ねるどころか自衛隊員の命さえ損ねるような安請け合いを簡単にしてきそうで不安しかありません。一番良いのは日曜討論や国会のように休んで逃げることなのですが、WBCの始球式をどうしてもやりたそうなので、きっと右手がリウマチで痛いという「設定」も忘れて、ぴょんぴょんマウンドで跳ねながらボールを投げそうです。パフォーマンスだけしていれば支持者が喜ぶと思っていますが、もうそろそろそのやり方も限界ではないですかね?
「そんなことより」TM文書に出てきている統一教会との関りを国会でちゃんと説明してもらいたいし、サナエトークンとかいう怪しい暗号資産との関りについてもきちんと説明すべきです。もしご本人が言うように勝手に名前を使われたのなら、きちんとそれを説明して即刻相手を訴えれば良いのに、そういう動きも全くありません。「知らぬ存ぜんぬ」では済まないヤバい問題なのに、あくまでも無関係という立場でダンマリで押し通そうとするのは「いつもの振る舞い」ではあるものの、もはや絶望的に政治家としてダメ×5であることの証左です。
