中日の岩瀬が通算登板試合数949試合で日本タイ記録に到達しました。これまでの記録保持者は米田、2位は944試合の金田です。米田の記録は金田を上回るために頑張って作った記録。これは先日の名古屋場所で白鵬が魁皇の1047勝を超えた時と同じパターンで、魁皇も千代の富士の1045勝を超えることを目指して作った記録でした。
米田も魁皇も、金田や千代の富士のような記録コレクターと比べたらナンバー1の記録というのはずっと少ないわけで、それを破られてしまったのは残念でしょうが、やはり超えていった後輩を称賛すべきでしょう。特に岩瀬はまさか今季ここまで復活するとは想像もしていなかったので、記録に並んだことに正直驚いています。
2013年までは鉄壁のリリーバーとして活躍していた岩瀬も、2014年に左肘の不調から2軍落ち。プロ野球記録だった15年連続50試合登板、9年連続30セーブの記録も途切れました。そして2015年は全く1軍での登板はなく、これで引退かと思ったら2016年も現役続行。しかしほとんど活躍することもできずに終わりました。
そんな岩瀬でしたから、日本球界最年長選手となる今年も戦力としては到底考えられないだろうと思っていたのですが、なんと見事な復帰ぶりで大活躍。6月には月間MVPまで受賞してしまいました。そしていよいよ次で通算950試合登板。この調子なら通算1000試合登板も夢ではありません。
ちなみに岩瀬は愛知大学リーグでは好打者として知られていました。プロでは救援投手のためにほとんど打席に立つことはありませんが、それでも通算打率は48打数10安打で.208と投手としてはハイレベル。打撃が良いことで知られる同僚のバルデスが通算打率.217ですから、ほとんど打撃練習をしないであろう岩瀬の打撃センスはかなりのものだろうと思います。もし岩瀬が先発投手で打撃練習もきちんとしていたら、大谷とは言いませんが、金田もしくは桑田クラスの打撃成績を残していたのではないかと思います。

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