弱いのは立浪のせいでは?

 中日が今季7度目の零封負けを喫しました。21試合で7試合もゼロ。3試合に1試合は1点も取れないで負けているのです、そりゃ勝ち越すなんて無理というものです。もう貧打だと言われて久しいのに、シーズンオフに阿部を放出して涌井を獲得するという訳のわからない補強をしました。案の定、ますます点は取れなくなり涌井が好投しても見殺しが3試合続きました。危惧した通りです。昨年貧打の中で頼りになったのは大島をホームに帰すビシエドと阿部だったのに、その2人が揃っていなくなっているのですから、大島がいくら塁に出てももう点は入りません。この無残な結果も当然の帰結です。
 しかも、ただ打てないから最下位という単純な話ではないことがチームのデータを見れば判明します。ここまでのチーム打率は.242。なんと首位DeNAに次いでリーグ2位なのです。なのに得点52はリーグ最下位。チーム打率が.194と全く打てていないヤクルトですら得点は59です。いかにチャンスに拙攻を繰り返しているのかわかろうというものです。かつて落合監督時代には打てなくても何とかして点を取っていたものです。今の中日は野球が下手くそ過ぎです。
 そしてチーム防御率はもちろんリーグ1位の2.59。防御率が1位、打率が2位なのに順位は最下位ということは、悪いのは選手でしょうか?とてもそうは言えないでしょう。投打ともに選手個々には頑張っているのに、それを勝利に結びつけられないのですから誰が悪いのかは明白です。逆のパターンを考えればわかります。打率が低くて防御率も悪いのに、僅差で競り勝つ野球をやっていたら誉められるのは監督です。采配の妙というやつです。つまり中日が弱いのは選手のせいではなく采配が悪い、立浪監督が悪いのです。少なくとも数字の上からはそう見えます。
 そもそも投手力で勝とうというチームは采配が勝負をわけます。少ない得点機にどうやって点をもぎ取るか、そしてその取った点をどういう投手の継投で守り抜くか。代走や守備固めも含めて選手起用がピタリとはまらないとロースコアの試合を勝ち抜くことは難しいでしょう。じゃあそういう采配を立浪がふるっているのかと言えば、これだけ負けているのですから当然ノーです。星野譲りの精神論だけで勝てるほど甘くはありません。
 ちなみにシーズン零敗のプロ野球記録は1956年の大洋、東映が喫した31回だそうです。これをはるかに上回るペースで負け続けている中日。もし今年も最下位なら立浪はクビでしょう。と言うか、なんならオールスター前にも休養させるべきです。いくら生え抜きのスターでファンが待ちわびていたと言っても、この結果では論外です。もちろん、まだ4月ですから、どこかの時点から反攻するかも知れません。采配がはまり出すこともないとは言えないでしょう。期待薄とは思いつつも一縷の望みを託したい気分です。
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