今日「三笠宮妃百合子さまが全身の機能低下」という報道がありました。皇族で最高齢の101歳ですから、危篤状態ではないとしてもかなり心配な状況なのでしょう。三笠宮と言えば昭和天皇の末弟で、次男の秩父宮、三男の高松宮に後継がいなかったのに対して、3人の男子を残されて昭和平成の皇室を支えました。ただその三笠宮の3人の男子からも合わせて3人の女児しか生まれず、現時点で皇統を継ぐことができる若い男性皇族は秋篠宮悠仁親王のみとなってしまいました。
天皇を継げる男子が途絶えそうだということのみならず、天皇家を支える宮家にも男子がいない現状では、近い将来に天皇制自体が途絶えてしまうのは必定です。なので「女性天皇」「女系天皇」論義と合わせて女性皇族による宮家の創設の議論も喫緊の課題となっていますが、未だに政府は及び腰です。今さら戦後すぐに民間人になった旧宮家の皇族復帰は現実的ではないのですから、保守を名乗る割に天皇家のことを全然尊重していない一部勢力の言いなりになっていないで、国連勧告に耳を傾けて皇室の存続のためにも男女平等を一刻も早く実現すべきだと思います。
実際、すでに若い世代には宮様はもはや遠い存在でしょう。僕は今上天皇と1歳違いの同世代ですから、自分の親世代になる上皇や常陸宮も良く知っていますし、祖父母世代になる秩父宮、高松宮、三笠宮の名前にも馴染みがあります。秩父宮は生まれる前に亡くなっていますが、勢津子妃は学術やスポーツなどの団体の支援をされていたので報道で見かけることも多かったです。こうしたいろいろな公式行事への出席などの公務を担う若い皇族が少なくなってしまうと、当然若い世代は皇室との関りがどんどん薄くなってしまい、それは天皇家との距離が遠く無関心になることに結びつきます。
いま公務を担っているのは女性皇族がほとんどです。彼女たちが結婚して皇籍離脱をする前に、早く女性宮家の創設を決めた方が良いです。少子化対策と同じで、ある時点ではっきりと「手遅れ」になる問題なのですから。それとも実は皇族の人権に大きく制限をかけている天皇制は人権侵害だから、このまま放置して廃止しようと政府自民党は考えているのでしょうか。それならそれでラジカルですがひとつの見識なのですから、はっきりと国民に向けて主張した方が良いと思います。

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