僕が子どもの頃は時代は高度成長期で物価は上がるものでした。幼稚園児の頃にコロッケが1個5円だったのが小学生で10円になり中学生で20円になり大学生の頃には30円になりました。5円だった郵便ハガキが7円になったのは小学校1年生の時で、5年生で10円に、高校1年で20円に、大学3年で30円になりました。コロッケ1個とハガキ1枚の値段はシンクロしていました。
国立大学の授業料は受験勉強中の高校生の時には年間96000円だったはずなのに、いざ実際に大学に入学してみたら144000円になっていて、さらに18万円、216000円へと4年間の間に暴騰していきました。ただ物価は年々上がっていきますが、収入も上がっていくのが当たり前でした。お年玉もバイト料も初任給も右肩上がりでしたから、世の中はそういうものだと思っていました。銀行の定期預金の金利も5~6%くらいあったので、とりあえずバイト代から定期預金にしておけと親から教えられたものです。
なので、この約30年間のデフレ状況はずっと異常だなと感じていましたが、物価が上がらずにありがたいとも思っていました。特に給料が減らされる50代になってからは助かったなと感じています。しかしそんな楽園もいよいよ終わりがきたようです。この秋は完全に値上げラッシュの秋です。光熱費とかガソリン代とか食費とかはもちろんですが、いつもAmazonで買っている豆柴のエサも、テニスボールも10~20%値上がりしています。ボール代の値上がり分をサークルの参加費に反映させてはいませんが、もしコート代まで値上がりしたら会費も上げざるを得なくなります。
音楽教室のレッスン費はまだ値上げの話は聞いていませんが、上がらないとも限りません。再雇用の身の上でレッスン費はきつい出費ですが、もしこれ以上の値上げになったら、3つのうち1つくらいはやめることも検討しなくてはいけなくなるかも。固定費の削減ということではwowowもやめるかどうか考えています。なにせフェデラーと錦織の出ていないテニスツアーはあまり見る気がおきないのです。映画も録画しても全然見ていないし、全米オープンが終わる今週末をもっていったんやめようかと考えています。
インフレで現金の目減りが心配なので株式投資をしていますが、ここのところアメリカ株安につられて日本株も株価が思わしくありません。こうなるといよいよ余計な出費をしている場合ではなく、何かと切り詰めていくことになりそうです。値上げの秋は節約の秋。インフレが当たり前だった昭和のあの頃も、そういう言葉があったような記憶がよみがえりました。

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