先日ツイッターで新入社員の女性がボヤいていました。「仕事で名刺交換した人がfacebookで検索して友達申請してくる。プライベートがなくなるから困る」と。彼女に会ったことはありませんが、きっと可愛らしい人なんでしょう。相手が得意先の人で、これからも仕事で付き合っていかなければならないとしたら、むげに友達申請を無視するわけにもいかないし、かと言って個人情報満載のfacebookに招き入れたくはないという気持ちも良くわかります。
個人情報をどこまでネット上に公開するかは人それぞれ考え方があると思いますし、またどこまでなら人に知られても大丈夫かという線引きも人それぞれでしょう。若い独身女性ほど面倒にならないようにあれこれ隠したがると思うし、僕のようなオヤジなら今さら隠したい個人情報なんて大してありません。あったら実名でこんな日記を長年書いていません。
ただどんなに公開したくないと思っていても、ブログであれツイッターであれfacebookであれmixiであれ、ネットに流してしまった情報はどこでどう発掘されて広まっていくかはわかりません。「友達限定」なんて甘いことを考えていたら2ちゃんねるに全部晒された若い女性は枚挙に暇がありません。隠したいと言いつつ喋りたい人が多いから、小学生の頃から「内緒ね」という魔法の言葉とともにペラペラ秘密を打ち明けてはトラブルになるのです。
本当に隠したい個人情報があるなら、それは決して話さないこと、書かないこと。人の口に戸は立てられないし、デジタルデータはいくらでも無限にコピーされるのです。先の新入社員の女性もfacebookだからと言って公開したくない個人情報を平気で書き込んでいては怪我の元。プロフィールに載せる内容も基本的には誰に見られても良いことだけにしておくべきでしょう。
逆に言えば、あれもこれも内緒にしておきたい秘密主義の人はソーシャルメディアには向いていないと思います。情報は信用できる人の元に集まってくるものです。どこの誰かわからない人が信用されないのは当然のことですから、きちんと個人情報をコントロールしながら公開していくしかありません。性善説で成り立っていた牧歌的なインターネット黎明期は遠く過ぎ去りました。本当に難しい時代になったものです。

コメント
コメント一覧 (2件)
ぼくらだって
個人情報を全開にしているようでいて,
本当に書いてはいけないことはどこにも書いてませんよね。
「木を隠すなら森に隠せ」の諺の通りです。
そして,個人情報では嘘というかフィクションを交えていることもありませんか?
徹底的に隠すのも手なんですが,
今の時代は誰がどうバラしてくれるか何の保証もありません。
プライバシーが「自己に関する情報をコントロールする権利」であるならば,
Facebookなどに「公式情報」を作っておくというのも一つの手ではあるんですが,
私の配偶者のように,ネット歴が長いのに「ブログやSNSだけは嫌!」という人がいるのも納得ではあるんですね。
re:ぼくらだって
おっしゃる通りで、いろいろと個人情報を公開にすることで、逆に隠している部分もありますね。隠しても隠しきれないと思っているから、ある程度の情報は出してコントロールしています。
まあある程度のキャリアを積まないと、つい油断して「ダダ漏れ」になってしまう人もいるでしょうけど。