永遠に続く内閣はない

 森友・加計問題はここまできたら完全に「詰み」だと思います。もはや嘘に嘘を重ねすぎて、矛盾だらけになっているのですが、それでも安倍内閣の支持率があるレベルから下がりません。麻生副総理の度重なる失言、自衛隊日報問題、財務省のセクハラ問題、厚労省のデータ間違いやらと、もうとっくに内閣が倒れていて不思議はない状況なのに、未だに総辞職する気配もありません。

 頼みの外交にしても、北朝鮮問題では全く蚊帳の外に置かれてしまい、安倍首相がいつも言う拉致家族のことなど歯牙にもかけられていません。トランプ大統領にべったりすり寄って、ご機嫌取り外交に徹しているのに、貿易問題で何かの収穫を得たわけでもありません。内政外交ともに失敗だらけで、それに個人的な友人知己への利益供与まで重なっていてもびくともしない安倍内閣の強さは不可思議としかいいようがありません。

 とは言え、いくら世論調査の支持率が下げ止まっていたとしても、ここまで惨状を晒してしまえば与党内でも「選挙で勝てない」との危機感が募るのは当然です。今は野党がバラバラだから野党の支持率が上がらないだけで、もし立憲と国民と共産が手を組んだら小選挙区では一気に情勢が変わります。解散か総辞職かわかりませんが、どこかでタイミングを見てガラガラポンして刷新しないと、下手を打てば自民党は政権の座から転がり落ちることもあり得る状況です。

 自民党政権を今後も続けていくためには「顔」を取りかえるしかありません。次の顔を誰にするか、内部では腹を探り合っていることでしょう。自民党が勝つことだけを考えたら石破か野田です。人気が一番高いのはもちろん小泉進次郎ですが、さすがに総理候補にするには時期尚早。かと言って岸田は自民党内では安定することでしょうが、人気がなく無難過ぎて選挙の顔には相応しくありません。

 安倍が総理の座にしがみつき過ぎると本人も自民党も傷が深くなるばかりです。本人が気づいて禅譲するか、それとも誰か「安倍おろし」を仕掛けた方が、自民党にとっては深手を負わずに済むと思うのですが。

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