石破包囲網

 続投を宣言している石破首相ですが、どうやら周りからの「辞めろ」圧力がどんどん高まっているようです。当初は石破を仇敵と考えている旧安倍派の裏金議員や統一教会と近い「壺」議員らが声高に石破おろしを言っていて、かえってどの口が言ってるんだという反感を買い、「石破やめるな」運動が起きるほどでした。しかしその後の石破の一徹な態度に、同情している党内の穏健派までもが心が離れてきているらしく、もはや「死に体」ではないかと囁かれているほどです。
 さらに維新、国民民主党、参政党といった保守系野党が「ポスト石破」となら連立を組むことも考えられると秋波を送り始めています。これは自民党にとっては願ったり叶ったりの話で、長期低落傾向の公明党と組んでいるよりも旨味が大きいですし、しかも野党側から言ってくれれば足元を見て安く買いたたけます。自民党側の譲歩が少なくて済むのですから、それなら石破には辞めてもらおうと考える議員が増えるのも当然です。維新など焦って両院議員総会で自分たちからはっきり連立入りを言い始めました。自ら安売りするとはいよいよ維新も先が長くなさそうです。
 立憲民主党や共産党、れいわ、社民党らリベラル系野党も、さすがに石破擁護はできませんから、せいぜい「次に高市はダメ」と言うくらいにとどまります。もはや政界で石破を守ろうとしているのは、本当に取り巻きの議員たちだけになってしまいそうです。なにせ常に多数派につくのが自民党ですから、このままいけば石破は8月末には退陣せざるを得ないところまで追い込まれそうな感じになってきました。
 戦後80年談話を発表することに拘りを見せる石破と、なんとしても安倍の70年談話を否定されたくない旧安倍派議員たちの小競り合いはまだ続きそうですが、ただそんなことをしている間にもどんどん自民党の支持者層は呆れて減っていきます。党内の争いばかりしていると政治が停滞して国益にも反しますから、いっそ石破はさっさと退陣時期を明言した方が良いんじゃないかと思います。そしてどうせ辞めるんだからと、石破なりの最後っ屁で、旧安倍派の闇をできるだけ暴いて、少しでも党内浄化を進めることを期待しています。
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