初場所は7日目が終わったところで朝乃山が全勝をキープしていたので優勝の本命だと予想していました。ところがなんと朝乃山は中日に玉鷲に敗れ、しかも足首を捻挫して休場してしまい優勝争いから脱落。さらに幕内下位で1敗を堅持していた阿武咲と大の里が、10日目から上位陣に当てられてともに3連敗。結局、1敗の関脇琴ノ若を2敗の横綱照ノ富士と霧島、豊昇龍の両大関が追うという形になっています。番付上位の4力士の優勝争いに絞り込まれたわけで、これはこれで面白くなってきました。
残り3日間はこの4人による総当たり戦になります。これを3戦全勝で乗り切った力士が優勝しそうですが、琴ノ若は星ひとつ分のアドバンテージがありますから2勝1敗でも優勝争いに残れます。そう考えると優勝ラインは13勝になりそうですが、12勝でも優勝決定戦の可能性もあります。勝ったり負けたりの混戦の末の決定戦になればそれはそれで面白いですが、すっきりと本割で決まる方が本来的には良い形です。
4人の中では横綱の照ノ富士が実力的に頭ひとつ抜け出しているとは言え、体調の問題、勢いもありますから、ほぼ4人は拮抗していると見ていいでしょう。強いて言えば実力の照ノ富士、横綱昇進をかける霧島、勢いに乗る琴ノ若と比べると、豊昇龍がやや不利かもしれません。僕の予想では本命霧島、対抗が照ノ富士です。霧島は13勝の優勝なら横綱昇進確定でしょうが、12勝で決定戦の末の優勝だと少し昇進については揉めるかも知れません。
それにしても朝乃山は残念でした。個人的には早く上位に戻ってきて欲しいのにツキがない感じがします。いま7勝2敗3休なので、明日から土俵に戻って勝ち越しを目指すようですが、無理してさらに怪我を悪化させないか心配です。

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