恒例のNHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。一番の話題は旧ジャニーズ事務所のスタートエンターテイメントからは誰も出場しないことで、NHKはオファーしたようですが事務所が断ったようです。NHKとの関係に亀裂が入っても平気であるという事務所の強気の姿勢は、昔と変わらない体質が垣間見える気がしますが、NHK側も相手が弱っていると思ってちょっと舐めた対応をしているのではないかという節もあり、そのあたりの事情はわかりません。カウントダウンコンサートもやりますし、ファンはそちらに集中すればいいのではないでしょうか。
昨年は若者受けを狙ったアーティストが多数出場しましたが、今年は一転して高齢者向けのベテランアーティストの復活出場が目立ちます。まずアルフィー。デビュー50周年イヤーで積極的な活動をしていたので多分出るんだろうとは思っていましたが、予想通りでした。そして古希のアルフィーより年上でキャリアも上の73歳のイルカも出ます。年齢不詳のルックスですが、もうそんな年になっていました。僕が中学生の時に「なごり雪」がヒットしたのですから、それくらいの年齢になっていて当然なのですが、やっぱり驚きます。
そしてイルカを上回る最年長出場者は南こうせつと高橋真梨子の75歳。アルフィーが41年ぶり、イルカが32年ぶり、南こうせつが27年ぶり、高橋真梨子が7年ぶり 。これだけ70代を復活させたのは、何か狙いがあるのか、たまたまなのかわかりませんが、我々60代には懐かしくも嬉しい復活出場です。しかも紅白で大ベテランと言えば演歌と相場が決まっていましたが、全てフォーク出身のアーティストです。「演歌を聴かない年寄り」がいかに増えているかが、こういうところにも表れています。今の60~70代はフォーク&ロック世代ですから当然と言えば当然ですが、もしかしたら年を取ると「演歌が沁みる」ようになるのかもと思っていたら、別にそんなことはありませんでした。演歌も子どもの頃に聴いていましたから嫌いではないですが、やっぱり青春時代の音楽が一番です。

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