プレミア12の微妙さ

 プレミア12が日本に戻ってきました。名古屋のバンテリンドームで始まり、台湾に移動し、今度は東京ドームです。今日はアメリカと対戦し圧勝しました。ボールが良く飛ぶ東京ドームとは言え、小園がホームラン連発で7打点とは驚きました。ミニ大谷翔平です。というか、プレミア12自体がミニWBCというか、スケールがサイズダウンしているだけではなく、出場している選手も二番手というかセカンドチームというか。日本はまだ若手中心とは言え、WBCに出ていた源田や牧、高橋宏などもいますが、アメリカはマイナーリーグや独立リーグの選手ばかりです。トラウトやベッツがいたWBCとの格差は明らかです。
 もちろんいろいろ事情があってこうなっているのでしょうが、あのWBCの後だけに、誰しも見ていて物足りなさを感じるのは当然でしょう。実際、周りでプレミア12の話を熱心にしている人もいません。ところが放送しているテレビ局だけは「世界一へ」みたいなことを言って大騒ぎしています。と言うか、視聴率を稼ぐために大騒ぎしている振りをしていることも丸見えなので、白けるだけではなく、「これだからテレビは」とますますテレビ局に対する不信感を募らせてしまいそうです。
 恐らくテレビが誕生して以来、いまが一番テレビに対して厳しい視線が向けられている時代でしょう。昨今ネットの情報を丸っと信じるようなリテラシーの低さを問題として論じられていますが、テレビに対しては大昔から「信じるな」と繰り返し言われ続けています。ネットとは不信感においても長年の蓄積が違うのです。それなのに今回のプレミア12のように「世界一決定戦」などと誇張した表現を数字稼ぎのためにしていて、それがバレているにも関わらず知らん顔をしているようでは、おいそれと信頼回復なんてできないでしょう。せめて報道とエンタメは分社化して報道の独立性を高めてみてはいかがでしょうか。まあやらないでしょうけど。
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