杉田祐一がシンシナティのマスターズ1000大会でベスト8まで進出しました。残念ながら準々決勝でディミトロフに敗れはしましたが、錦織以外でこのレベルまで勝ち上がってこられる日本男子選手がでてきたことは素晴らしいと思います。伸び盛りだった西岡良仁が怪我で長期離脱している現在、杉田の活躍は日本テニスの希望でもあります。
杉田がここ数ヶ月で一気に化けたのは、やはり「自信」がついたからでしょう。28歳でフィジカルやテクニックが急に成長することは難しいでしょうが、メンタルは違います。「勝つ」ことで身につけた自信が次の勝利を呼び、さらに自信をつけて次の勝利へと向かう好循環が杉田の中で生まれているようです。
ディミトロフに負けても「よく頑張った」というよりも、「悔しい」という感情の方が大きいようですし、それだけトップクラスの選手に対して勝ちにいく、勝ちにいけるという気持ちがあることが、今の好調さを生んでいるのだろうと思います。
このままいけば世界の30位くらいをキープできる選手になれそうですが、心配なのはやはり故障です。杉田も決して体が大きい選手ではありません。ツアーレベルで戦い続けるだけのフィジカルが備わっているかどうか。錦織のように連戦が続くと故障が生じてしまうのではないかという不安は尽きません。時にはあっさり負けることも必要なくらい、今のツアーは過酷ですから。

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