伊藤あおい優勝

 全豪オープンテニスの前哨戦に位置づけられているキャンベラ国際女子シングルスで伊藤あおいが優勝しました。大会に参加しているのは主に100位台の選手でトップクラスの選手はいませんでしたが、世界ランク126位で第7シードの伊藤は、第1シードの選手を準決勝で破るなど快進撃を続け、1回戦から全試合を1セットも落とさない完全優勝でWTA初優勝を飾りました。独特のプレイスタイルと脱力系キャラクターで昨年から人気急上昇中の伊藤ですが、まさかここまで急に強くなるとは予想していなかったので驚きました。
 6日から始まる全豪オープンの予選に初挑戦する伊藤ですが、前哨戦で優勝となると当然予選突破を期待されます。フォアハンドのスライスやロブ、ドロップを多用する変則的なスタイルのプレイで相手のペースを乱して「沼」にはめていく伊藤ですから、恐らく初見の選手には強いだろうと思います。国内大会よりも海外の大会の方が相手は戸惑いますから有利に試合を運べるでしょう。ただ前哨戦で優勝してしまったことで、そのプレイスタイルを研究される可能性が高まりました。そのあたりが吉と出るか凶と出るかです。
 昨今の日本のテニス界は錦織と大坂が低迷していることもあって人気が下降気味です。錦織も大坂も現在徐々に復活途上ですから、まだランキングを上げていく可能性はありますが、かと言ってかつてのようにトップ10入りとかグランドスラム優勝とかに届くレベルまで再浮上できるかというと難しい気がします。新しいスターが欲しいところなので、トリックスター的な存在ではありますが、伊藤が全豪で活躍してくれたらテニス人気復活の起爆剤になりそうです。個人的にも地元名古屋出身だけに期待したいと思います。
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