今年最初のグランドスラム大会である全豪オープンが開幕します。今年の注目は何と言っても錦織圭の復活です。前哨戦の香港オープンで、それなりの実力者を倒して決勝に進出しました。調子は近来になく上がってきているようです。1回戦の相手はブラジルのモンテイロ。予選から勝ち上がってきました。本当は勝手を知っているベテラン相手の方が良かったのではないかと思います。勢いがありデータ不足の相手となると錦織としてはやりにくい面もあるでしょうが、何とかひとつでも多く勝ち上がって欲しいところです。
優勝争いは第1シードで前年覇者のシナーが本命でしょう。昨年は絶好調で全豪、全米、ファイナルを制しました。昨年負けたのはわずか6回。ただしそのうち3回がアルカラスです。全盛期フェデラーに対するナダルみたいなもので、この2人が優勝争いをするのが筋なのですが、アルカラスは昨年後半失速したためランキングが下がり第3シードになりました。第2シードはズべレフです。アルカラスとズべレフは同じボトムハーフに入った上に、第7シードながらグランドスラムでは相変わらず強さを発揮するジョコビッチまでボトムハーフになったので、決勝に誰が勝ち上がってくるのかちょっと予想がつきません。いずれにしてもシナーがトップハーフで決勝まで勝ち上がる確率はかなり高いだろうと思います。
錦織以外の日本人男子では西岡良仁とダニエル太郎が出場します。西岡は2回戦でアルカラス、ダニエルも2回戦でシナーなので、上位進出は厳しいですが、トップ選手にチャレンジするところを見たいです。錦織は初戦を勝てば2回戦で第12シードのトミー・ポール、3回戦で第23シードのアレハンドロ・ダビロと、シード選手とは言え比較的戦えそうな相手が続きます。4回戦で第6シードのルードなので、そこまで勝ち上がれたら御の字でしょう。もしルードに勝てば第2シードのズべレフですから、このあたりのレベルの選手と互角に戦えるところまで復活していたら完全復帰だと思います。後はとにかく故障をしないことだけを願いたいです。

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