サークルは分裂するもの

 僕のサークルは約40年続いていますが、繰り返し分派していく人間が現れます。どういうことかと言うと、サークルに最初に参加した時はひとりでも、徐々に仲が良いメンバーができて、その人たちがサークルとは別に集まってテニスをするようになるのです。一応以前はそれを禁止事項としていたのですが、そうしたところでやらないわけではなく、単に隠れてやるようになるだけ。で、そうこうしているうちにまとまって来なくなってやめていきます。
 10年に一度くらいの頻度でごそっとメンバーが抜けて入れ替わることがあります。大抵はそういう活動をまとめるタイプの人がいて、そういう人は誰かの指示にしたがってやるよりも、自分が仕切ってやりたいのでしょうが、メンバーを集めたりするのは大変なので、うちのような出来上がっているサークル内で気の合う仲間を見つけて、サークル内グループを作って、そのうち集団で独立していくという流れです。
 最初のうちはそういう「人の褌で相撲を取る」(意味がわからない人は調べてください)ような行為に本当に腹が立ちましたが、何回も同じことが繰り返されると、そういうものなんだと諦めるようになりました。他のサークルの幹事さんと話をしても、どこでも似たようなことが起きているようです。サークルは分裂するものなのです。もっと言えば、人間がグループを作れば大抵は分裂すると言っても良いのでしょう。バンドが解散するのも、政党が離合集散するのも似たようなものです。
 逆に僕のサークルに長く在籍してくれているメンバーは、例外はあるものの大半が友達が少ないタイプです。すぐに仲間を作って群れたがるタイプよりも、ひとりで生きていける孤高タイプの方がむしろサークルをやめにくいというのも面白いですが、そういう人にとって心地よいサークルなのだとしたら、それはそれで悪くないなと思います。
 
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